はらい‐わたし【払(い)渡し】
金銭を支払って渡すこと。
はらい‐わた・す【払(い)渡す】
[動サ五(四)]金銭などを支払って渡す。「小切手を—・す」
はら・う【払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 本体にとって邪魔・不要・無益なものなどを、手や道具を用いて取り除く。除去する。「杉の下枝を—・う」「すすを—・う」「クモの巣を—・う」 2 わきへ追いのける。「手でハエを...
ふつ‐じょ【祓除/払除】
⇒ばつじょ(祓除)
ふっ‐しき【払拭】
[名](スル)⇒ふっしょく(払拭)
ふっ‐しょく【払拭】
[名](スル)はらいぬぐい去ること。すっかり取り除くこと。一掃。ふっしき。「因習を—する」「保守色を—する」
ふっ‐てい【払底】
[名・形動](スル)《入れ物の底を払う意から》すっかりなくなること。乏しくなること。また、そのさま。「人材が—している」「その頃は借家が—な時でしたから」〈谷崎・痴人の愛〉
ふつ【払〔拂〕】
[常用漢字] [音]フツ(漢) ホツ(呉) [訓]はらう 1 はらいのける。はらう。「払拭(ふっしょく)・払底」 2 やみをはらうように空が明ける。「払暁」 [難読]秉払(ひんほつ)・払子(ほっす)
ふつ‐ぎょう【払暁】
明けがた。あかつき。
ほっ‐す【払子】
《唐音》獣毛や麻などを束ねて柄をつけたもの。もとインドで蚊・ハエやちりを払うのに用いたが、のち法具となって、中国の禅宗では僧が説法時に威儀を正すのに用いるようになり、日本でも真宗以外の高僧が用いる。