けんきてき‐かいとう【嫌気的解糖】
生体内で酸素を利用せずに糖(グルコース)をピルビン酸や乳酸などに分解し、エネルギーを産生する反応過程。酸素がある好気的条件下ではピルビン酸まで、酸素がない嫌気的条件下ではさらに乳酸やエタノールな...
けん‐そく【検束】
[名](スル) 1 行動を制限して自由にさせないこと。厳しく抑制すること。「自ら—する行事に依頼すべし」〈中村訳・西国立志編〉 2 警察権によって個人の身体の自由を拘束し、警察署など一定の場所に...
げんしろかくりじ‐れいきゃくけい【原子炉隔離時冷却系】
沸騰水型原子炉の非常用炉心冷却装置(ECCS)を構成するシステムの一。原子炉が停止した後、何らかの原因で原子炉への給水が停止した場合に、復水貯蔵タンクまたは圧力抑制プールの水を原子炉圧力容器に注...
げんぞう‐えき【現像液】
フィルムなどの現像に用いる水溶液。ハイドロキノン・メトール・フェニドンなどの現像主薬、酸化を防ぐ保恒剤、現像促進剤、現像抑制剤などからなる混合溶液。
コア‐キャッチャー【core catcher】
《コア(core)は炉心の意》原子炉で炉心溶融事故が発生した場合に備えて、原子炉格納容器の下部に設置される装置。溶融した炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制する。炉心溶融物保持装置。
こうかん‐しんけい【交感神経】
副交感神経とともに、高等脊椎動物の自律神経系を構成する神経。脊柱の両側を走る幹から出て内臓や血管・消化器・汗腺などに分布。心臓の働きの促進、血管の収縮、胃腸の働きの抑制、瞳孔の散大などの作用がある。
こう‐きん【抗菌】
細菌の発生・生育・増殖などを抑制すること。
こうぎょうだんちぞうせい‐じぎょう【工業団地造成事業】
既成の市街地への産業や人口の集中を抑制するために、首都圏の近郊整備地帯で計画的に市街地を整備したり、都市開発区域を工業都市として発展させるための事業。→市街地開発事業
こうけいざいせいたんじゅんか‐ふっとうすいがたげんしろ【高経済性単純化沸騰水型原子炉】
改良型沸騰水型原子炉(ABWR)をさらに改良した第三世代プラス原子炉。日米合弁の原子力プラントメーカーが開発。重力による冷却水の注水や自然放熱による格納容器の圧力抑制など、外部動力に依存しない受...
こうけっしょうばん‐ざい【抗血小板剤】
血小板の働きを抑制する薬剤。血小板が凝縮して血栓を形成しにくくする。アスピリン・クロピドグレル・チクロピジンなど。抗血小板薬。→抗凝固剤