アカンプロセート【Acamprosate】
アルコール依存症の治療薬の一つ。飲酒の欲求を抑制するとされ、欧米などで販売されている。 [補説]日本では、平成25年(2013)3月に医薬品として承認された。
アクアトロン
《(和)aqua(水)+tron(装置)からの造語》水産動植物用の人工環境調節装置。海水などの温度・塩分濃度・酸素量・光量を人工的に調節し、魚や海藻などの成長を促進または抑制する栽培漁業の手法の一つ。
アザチオプリン【azathioprine】
免疫反応抑制剤として、広く使用されている薬剤。抗腫瘍(しゅよう)薬である6メルカプトプリンの誘導体で、臓器移植時に用いられる。
あすかむら‐ほう【明日香村法】
《「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」の略称》明日香村全域に高松塚古墳をはじめとする重要な歴史的文化遺産が多数集積していることから、地域住民の生活と調和を図...
アトロピン【atropine】
アルカロイドの一。チョウセンアサガオ・ハシリドコロ・ヒヨス・ベラドンナなどの根や葉に含まれる。劇薬。副交感神経の興奮を抑制する作用があり、軽症では口が渇き、脈拍が速くなる。重症では顔が赤くなり、...
アルドステロン【aldosterone】
副腎皮質ホルモンの一。コレステロールから生合成され、アンギオテンシンによって分泌が促進される。腎臓の尿細管などに作用して、ナトリウム・水分の再吸収、カリウム再吸収の抑制、燐酸(りんさん)の排泄(...
アルファ‐セクレターゼ【alpha-secretase】
たんぱく質分解酵素セクレターゼの一。アミロイド前駆体蛋白質(APP)を、アルツハイマー型認知症の原因物質とされるアミロイドベータの途中で切断し、小さな断片にしてしまうため、APPにアルファセクレ...
アンチ‐オンコジーン【anti-oncogene】
発癌(はつがん)抑制遺伝子。癌遺伝子(オンコジーン)と同様に遺伝子の一つであるが、これとは逆に癌化を防ぐ作用がある。→オンコジーン
アンチトロンビン【antithrombin】
トロンビンなどの血液凝固因子と結合し、その凝固作用を阻害する物質。ヘパリンと結合した複合体は、より強く凝固を抑制することが知られる。
アームズ‐コントロール【arms control】
軍備管理。国際紛争の原因・誘因を減じ、また、発生した紛争の局限化を図るための政策で、軍事力の開発、実験、生産、配備、使用などを国際的に規制・抑制しようとする諸措置。