ばっとう‐たい【抜刀隊】
刀を抜いて敵陣に切り込む部隊。切り込み隊。
ばっ‐ぽん【抜本】
根本的な原因を除き去ること。「—策」
ばっぽん‐そくげん【抜本塞源】
《「春秋左伝」昭公九年から》木を根本から引き抜き、水の流れを水源を塞(ふさ)いで止めること。根本の原因を取り除いて弊害が再び起こらないようにすること。「—の大改革を必要とする」
ばっぽん‐てき【抜本的】
[形動]根本に立ち戻って是正するさま。「—な処置をとる」
ばつ【抜〔拔〕】
[常用漢字] [音]バツ(呉) [訓]ぬく ぬける ぬかす ぬかる 1 引きぬく。「抜歯・抜刀・抜本/不抜」 2 多くのものの中からそのものだけを選び取る。「抜粋・抜擢(ばってき)/簡抜」 3 ...
ばつ‐いと【抜糸】
「抜糸(ばっし)」を、同音の「抜歯」と区別するためにいう語。
ばつ‐ぐん【抜群】
《古くは「ばっくん」》 [名・形動] 1 多くの中で、特にすぐれていること。ぬきんでていること。また、そのさま。「—な(の)成績をおさめる」 2 程度が大きいこと。また、そのさま。「先の関をば...
ばつざん‐がいせい【抜山蓋世】
《「史記」項羽本紀から》山を抜き取るほどの力と、世をおおいつくすほどの気力があること。英雄豪傑の力と意気の形容。力(ちから)山を抜き気は山を蓋(おお)う。
ばつ‐じゅう【抜重】
[名](スル)スキーやスノーボードで、雪面にかかる重さを減らすこと。屈伸やステップの踏み替えなどによって行う。また、オートバイや自転車の操作で、重心を移動させるテクニックについてもいう。
ばつ‐びょう【抜錨】
[名](スル)船の錨(いかり)を巻き上げること。錨を上げて出帆すること。⇔投錨。「何時—すべきやも知れざれば」〈独歩・愛弟通信〉