ぎ‐しん【疑心】
1 うたがう心。うたがい。「—がつのる」「—を抱く」 2 仏語。根本煩悩の一。仏教の真理に対して、まどいうたがう心。疑(ぎ)。
ぎ‐ねん【疑念】
うたがわしく思う気持ち。うたがい。「—を抱く」「—が晴れる」
く‐さん【苦惨】
苦しくみじめなこと。「焔柱を抱くの—を快とせしむる事あり」〈透谷・罪と罰〉
くるみ【包み】
1 くるむこと。また、くるんであるもの。 2 赤ん坊を抱くとき、着衣の上からくるんで防寒・保温などのために用いるもの。多くはかいまきに似て、袖(そで)がない。おくるみ。くるみぶとん。
けい‐ふく【敬服】
[名](スル)感心して尊敬の念を抱くこと。「—の外はない」「彼の研究心には—する」
けつ‐ぼう【欠望/觖望】
不満に思うこと。「富者といえども常に—を抱くなるべし」〈田口・日本開化小史〉
け‐ねん【懸念】
[名](スル) 1 気にかかって不安に思うこと。「安全性に—を抱く」「先行きを—する」 2 仏語。一つのことに心を集中させること。 3 執着すること。執念。「かやうの者までも皇居に—をなしけるに...
げん‐そう【幻想】
[名](スル)現実にはないことをあるかのように心に思い描くこと。また、そのような想念。「—を抱く」「戦争のない未来を—する」
こい‐ごころ【恋心】
恋しいと思う心。「淡い—を抱く」「—が芽生える」
こころ‐ざし【志】
1 ㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「—を遂げる」「事、—と異なる」「—を同じくする」「青雲の—を抱く」 ㋑心の持ち方。信念。志操。「—を高く保つ」 2 相手のためを思う気持...