さしね‐かいにゅう【指(し)値介入】
為替相場が一定の水準で安定することを目的とする為替介入。
さしね‐ちゅうもん【指(し)値注文】
顧客が指し値を指定して売買の注文をすること。→成り行き注文
さし‐は・う【指し延ふ/差し延ふ】
[動ハ下二]特にそれと目指して行う。わざわざする。「—・へたる御文(ふみ)にはあらで」〈源・空蝉〉
さし‐はえ【指し延へ/差し延へ】
[副]《動詞「さしはう」の連用形から》わざわざ。ことさら。「—いづこともなくて来たれば」〈大和・一四八〉
さし‐ばし【指(し)箸】
嫌い箸の一。箸で、人や物を指し示すこと。
さし‐まくら【差(し)枕/指(し)枕】
1 男女が共寝をすること。「河舟をとめて逢ふ瀬の波枕、揚げて逢ふ夜の—」〈浄・賀古教信〉 2 板で作った箱枕。「角(すみ)にかたつき屏風(びゃうぶ)引廻し、—二つ」〈浮・一代女・五〉
さし‐まわし【差(し)回し/指(し)回し】
1 ある場所に行かせること。さしむけること。「政府—の特別機」 2 (指し回し)将棋で、技術としての指し方のこと。また、指し手の流れのこと。「巧みな—で勝利する」
さし‐やど【指し宿】
宿泊した旅客にその行く先の旅館を指定して紹介すること。また、その旅館。
さし‐より【指(し)寄り】
[名]はじめ。最初。
[副]さしあたり。まずもって。「—望む所は、職務以外になんの束縛も受けぬ地位」〈蘆花・思出の記〉
さし‐わけ【指(し)分け】
将棋で、何番かの対局の結果、勝敗の数が同じであること。