ね・じる【捩じる/捻じる/拗じる】
[動ザ上一][文]ね・づ[ダ上二] 1 「ねじ(捩)る」に同じ。「手鍋の下の瓦斯を—・じた」〈三重吉・桑の実〉 「鳴かぬ雁の頸を—・ぢて殺して」〈今昔・一〇・一二〉 2 くねり曲がる。ねじれる...
ねじ・る【捩る/捻る/拗る】
[動ラ五(四)]《近世以降上二段動詞「ねず」が四段にも活用するようになったもの》 1 細長いものの両端に力を加えて、互いに逆の方向に回す。また、一端を固定して、他の一端を無理に回す。ひねる。「...
ねじれ【捩れ/拗れ/捻れ】
1 ねじれること。ねじれていること。また、ねじれたもの。「庭木の—」「縄の—を戻す」 2 本来の関係からずれた状態にあること。ちぐはぐになっていること。「党本部と県連で支援に—が生じる」「—現象...
ねじれ‐ぎり【捩れ錐】
⇒ドリル
ねじれ‐こっかい【捩れ国会/拗れ国会/捻れ国会】
衆議院と参議院で、与党・野党の議席数における優位が逆転した状態で開催される国会のこと。通常、参議院で野党が過半数を獲得した状態をいう。逆転国会。→与党[補説]
ねじれネマティック‐えきしょう【捩れネマティック液晶】
⇒TN液晶
ねじれ‐ばかり【捩れ秤】
弾性体のねじれを利用して、微小な力を測定する装置。金属や石英の細線を用い、これにつるした物体に偶力が働いたときの線のねじれの角度から測定するものなどがある。万有引力や電磁気力の測定に使用。ねじり...
ねじれ‐ふりこ【捩れ振(り)子】
細い針金の上端を固定し、下端におもりをつけ、ねじれを与えて振動させる振り子。その振動周期から針金の剛性率が求められる。ねじりふりこ。
ねじ・れる【捩れる/捻れる/拗れる】
[動ラ下一][文]ねぢ・る[ラ下二] 1 細長いものが、くねり曲がる。ねじられた状態になる。「コードが—・れる」 2 気持ちが素直でなくなる。ひねくれる。素直なやり取りができない状態になる。「性...
ね・ず【捩づ/捻づ/拗づ】
[動ダ上二]「ね(捩)じる」(動ザ上一)の文語形。