きそ‐じょう【起訴状】
被告人の氏名、公訴事実、罪名などを記載し、検察官が公訴を提起する意思を表示した文書。
きそじょう‐いっぽんしゅぎ【起訴状一本主義】
検察官が公訴を提起する際、裁判所に起訴状だけを提出し、裁判官に事件についての予断をいだかせるような書類・証拠物などを提出してはならないという原則。
きそ‐そうとう【起訴相当】
検察審査会が議決する審査結果の一。検察官が不起訴とした事件について、検察審査会が起訴を相当と認める場合、審査員の3分の2(8人)以上の多数をもって議決する。検察官は再度捜査を行う。ここで検察官が...
けん‐さつ【検察】
[名](スル) 1 取り調べて事情を明らかにすること。「吉野以下をして急に之(これ)を—せしむ」〈独歩・愛弟通信〉 2 犯罪を捜査し、犯人および証拠を発見して公訴を提起すること。また、そうした業...
けんさつしんさかい‐ほう【検察審査会法】
検察審査会ついて定めた法律。昭和23年(1948)施行。検察審査会の所掌事項・審査手続き、検察審査員の資格・職務・罰則などについて規定している。 [補説]平成21年(2009)の改正により検察審...
げん‐こく【原告】
民事訴訟・行政事件訴訟において、裁判所に訴えを提起したほうの当事者の第一審における呼び名。⇔被告。
こうぎ‐せいたいろん【公議政体論】
幕末、後藤象二郎・坂本竜馬らによって提起された政権構想。諸藩・民間から俊才を登用して、全国的に政治の統合を図ろうとしたもの。
こうこく‐きかん【抗告期間】
抗告裁判所に抗告を提起しうる期間。
こうそ‐けん【公訴権】
公訴を提起し裁判を求める検察官の権能。
こうぞう‐かいかく【構造改革】
1 独占資本主義体制を議会主義の枠内で段階的に変革することによって、根本的な社会改革を実現しようとする考え方。第二次大戦後にイタリア共産党のトリアッティが提起した政治理論。→構造改革論 2 社会...