ふ‐きそ【不起訴】
検察官が公訴を提起しないこと。(1)被疑者死亡・公訴時効成立等により訴訟条件を欠く場合、(2)被疑事実が犯罪の成立要件を満たさない場合(罪とならず)、(3)被疑者が人違いである場合など犯罪の嫌疑...
ふきそ‐しょぶん【不起訴処分】
検察官が被疑者を不起訴とし、公訴を提起しない処分をすること。
ふきそ‐そうとう【不起訴相当】
検察審査会が議決する審査結果の一つ。検察官が公訴を提起しない処分(不起訴処分)を相当と認める場合、審査員の過半数をもって議決する。→起訴相当 →不起訴不当
ふきそ‐ふとう【不起訴不当】
検察審査会が議決する審査結果の一つ。検察官が公訴を提起しない処分(不起訴処分)を不当と認める場合、審査員の過半数をもって議決する。検察官は議決を参考にして再度捜査し、処分を決定する。→起訴相当 ...
ふこくふり‐の‐げんそく【不告不理の原則】
刑事訴訟法上、検察官の公訴の提起がないかぎり、裁判所は事件について審判を行わないという原則。
ほうのもと‐の‐びょうどう【法の下の平等】
国民の平等権を保障し、国家が国民を不合理に差別してはならないとする、憲法の基本理念の一。日本国憲法第14条で規定される。自由権・社会権などとともに基本的人権を構成する重要な権利の一。 [補説]国...
ほんぜん‐の‐せい【本然の性】
中国宋代の儒学者が人間性について提起した学説の一。すべての人が平等に持っているとされる、天から与えられた自然の性。→気質の性
ポアンカレ‐よそう【ポアンカレ予想】
フランスの数学者ポアンカレが提起した予測で、「単連結な三次元閉多様体は三次元球面S3に同相である」というもの。ミレニアム問題の一。1904年に発表されて以来未解決であったが、2003年にロシアの...
ポリア‐よそう【ポリア予想】
整数論における予想の一。任意の自然数に対し、それ未満の自然数のうち半分以上は奇数個の素因数をもつというもので、1919年にハンガリーの数学者ジョージ=ポリアが提起。1958年に、10の361乗付...
みんしゅう‐そしょう【民衆訴訟】
国または公共団体の機関が法規に適合しない行為を行った場合、その是正を求める訴訟。選挙人である資格その他自己の法律上の利益にかかわらない資格で提起するもの。選挙訴訟・住民訴訟など。