せっ‐しゅう【摂州】
摂津(せっつ)国の異称。
せっしゅうがっぽうがつじ【摂州合邦辻】
浄瑠璃。時代物。二段。菅専助(すがせんすけ)・若竹笛躬(わかたけふえみ)作。安永2年(1773)大坂北堀江座初演。謡曲「弱法子(よろぼし)」、説経節「しんとく丸」「愛護若(あいごのわか)」の系統...
せっしゅ‐ふしゃ【摂取不捨】
仏語。阿弥陀仏がその光明の中に念仏の衆生(しゅじょう)を救いとって捨てないこと。阿弥陀仏の救済をいう。
せっ‐しょう【摂政】
1 君主に代わって政治を執り行うこと。また、その人。 2 昔、天皇が幼少または女帝などのとき、代わって政治を行うこと。また、その職。元来皇族が任ぜられたが、平安前期、清和天皇幼少のために藤原良房...
せっ‐しょく【摂食】
食物をとること。主に飼育している動物についていう。「—行動」「—異常」
せっしょく‐しょうがい【摂食障害】
食物を取る量と回数に偏りが生じ、拒食症または過食症となる障害。二つの症状が交互に現れることもある。家族・学校・職場などにおける人間関係のストレスから発症することが多い。青年期の女性に多く、また先...
せっ‐しん【接心/摂心】
1 心が外界の事物に触れて感ずること。 2 仏語。 ㋐精神を集中し、乱さないこと。 ㋑禅門で一定の期間、座禅をすること。
せっ・する【摂する】
[動サ変][文]せっ・す[サ変] 1 職務などを代わって行う。代理をする。また、兼務する。「幼稚なる故松平確堂に命じて事を—・せしむるの趣き」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 取り入れる。摂取する。「...
せっ‐せい【摂生】
[名](スル)飲食などを慎み、健康に注意すること。養生。「医者の注意を守り—する」
せっ‐たい【接待/摂待】
[名](スル) 1 客をもてなすこと。もてなし。「得意先を—する」「—係」 2 人の集まるところなどで、一般の人に湯茶などを振る舞うこと。 3 寺の門前や往来に清水または湯茶を出しておき、通りが...