とりい‐りゅうぞう【鳥居竜蔵】
[1870〜1953]考古学者・人類学者。徳島の生まれ。国学院大学・上智大学・北京の燕京大学教授を歴任。国内のほか、東アジアのほぼ全域を研究調査し、考古学・民族学・人類学に多くの業績を残した。
どうじん‐しゃ【同人社】
明治6年(1873)中村正直が東京小石川の自邸内に開設した家塾。英学を教授し、慶応義塾と並んで多くの英才を送り出した。
なかのしま‐きんいち【中能島欣一】
[1904〜1984]山田流箏曲(そうきょく)演奏家・作曲家。東京の生まれ。中能島検校の孫。中能島派の4代家元。東京芸大教授。芸術院会員、人間国宝。古典演奏にすぐれ「新晒(しんざらし)」などの編...
なが‐ぎ【長着】
身丈が裾までの長さの和服。一般に着物といっているもの。昭和初期、文部省の裁縫教授書に記され、一般化した語。
なげきのてんし【嘆きの天使】
《(ドイツ)Der blaue Engel》ドイツの映画。1930年作。監督はスタンバーグ。出演、マレーネ=ディートリヒほか。生真面目な教師が、旅芸人一座の歌姫に一目惚れをしたことをきっかけに転...
ニューマン‐ハウス【Newman House】
アイルランドの首都ダブリン中心部にある建物。セントスティーブンスグリーンの南に隣接する。18世紀半ば、ニューマン枢機卿(すうきけい)がジョージ朝様式の二つの邸宅を購入し、カトリック教徒のための大...
のいちご【野いちご】
《原題、(スウェーデン)Smultronstället》スウェーデン映画。ベルイマンの監督・脚本による、1957年公開の白黒作品。ある老教授の一日を通して、家族・人生・老いなどのテーマを幻想的に...
の・く【退く】
[動カ五(四)] 1 今までいた場所から離れる。今までの場所をあけて他へ移る。どく。「ちょっとそこを—・いてください」「借家を—・く」 2 ある場所から離れている。へだたっている。「現場から少...
はか‐せ【博士】
1 学問やその道の知識にくわしい人。「お天気—」「物知り—」 2 学位の「博士(はくし)」の俗称。「—号」「文学—」 3 律令制の官名。大学寮に明経(みょうぎょう)・紀伝(のちに文章(もんじょう...
はぎわら‐ゆうすけ【萩原雄祐】
[1897〜1979]天文学者。大阪の生まれ。東京帝大教授・東京天文台長。天体力学・理論天体物理学を専攻し、衛星や惑星等の運動を研究した。乗鞍(のりくら)コロナ観測所・岡山天体物理観測所の設立に...