とっ‐か【特科】
1 特殊の科目。特別の教科。 2 陸上自衛隊の職種の一。諸外国陸軍や旧日本陸軍の砲兵に相当し、野戦特科と高射特科からなる。
とら‐の‐まき【虎の巻】
《中国、周時代の兵法書「六韜(りくとう)」の虎韜(ことう)の巻による語》 1 兵法の秘伝書。 2 芸道などの秘事・秘伝を記した書。 3 講義などの種本。また、教科書にある、問題の解答などが書いて...
どうじきょう【童子教】
江戸時代、寺子屋の教科書として広く利用された教訓書。1巻。作者未詳。鎌倉後期の成立という。童子を対象とした教訓を漢文体五言320句に記したもの。
どう‐とく【道徳】
1 人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体。外面的・物理的強制を伴う法律と異なり、自発的に正しい行為へと促す内面的原理として働く。 2 小・中学校の教科の...
ドルトン‐プラン【Dalton Plan】
米国のヘレン=パーカーストが1920年にマサチューセッツ州ドルトンのハイスクールで創始した教育法。主要教科については「実験室」とよばれる教室で、生徒に自己のペースで学習させ、教師は助言を行う。
ないよう‐きょうか【内容教科】
社会科・理科のように、知識内容の学習を主とする教科。⇔用具教科。
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...
にほんくにづくし【日本国尽】
安土桃山時代の往来物。1巻。著者未詳。成立年未詳。慶長2年(1597)初刊。日本国内諸国名を畿内七道に分類列記し、学習記憶に便利なように編集した教科書。最古の国尽(くにづくし)型往来物。
ひゃくしょう‐おうらい【百姓往来】
往来物の一。江戸時代、農民の子供に文字や知識を教えるために作られた教科書。
ふく‐どくほん【副読本】
《「ふくとくほん」とも》教科書の補助的教材として用いる図書。