骨(ほね)に刻(きざ)・む
深く心にとどめて決して忘れない。肝に銘じる。「父の教訓を—・む」
見切(みき)り千両(せんりょう)
相場格言の一。含み損の状態にある株式などは、反転を期待して保有し続けるのでなく、手放して損切りすべきだという教訓。→利食い千人力
めい‐かん【銘肝】
[名](スル)心に刻みつけて忘れないこと。銘記。「—し、教訓とする」
もののほんしつについて【物の本質について】
《原題、(ラテン)De Rerum Natura》ローマの哲学詩人ルクレティウスによる教訓詩。紀元前1世紀頃の作。エピクロス派の原子論、唯物論に基づく世界観を叙述した哲学的長詩。
もはんしょうせつしゅう【模範小説集】
《原題、(スペイン)Novelas ejemplares》セルバンテスの小説集。1613年刊。「犬の会話」「ジプシー娘」「寛大な恋人」など、全12作の教訓的な中・短編小説からなる。
モラリスティック【moralistic】
[形動]教訓的。道徳主義の。「—な世界観」
休(やす)むも相場(そうば)
相場格言の一。損失の後や予想しづらい局面では、ポジションをいったんすべて整理して、冷静に反省や分析をすることが大切であるという教訓。
山(やま)高(たか)ければ谷(たに)深(ふか)し
相場格言の一。高騰が激しければ、その反動で暴落も激しいものであるという教訓。
やまとぞっくん【大和俗訓】
江戸中期の教訓書。8巻。貝原益軒著。宝永5年(1708)刊。儒教道徳をもとに、特に婦女子を対象とした実践倫理を説く。益軒十訓の一。
ようじょうくん【養生訓】
江戸中期の教訓書。8巻。貝原益軒著。正徳3年(1713)成立。和漢の事跡と体験に基づき、心身の健康と長寿を保つ養生法を通俗的に記したもの。益軒十訓の一。