さんがく‐ぶっきょう【山岳仏教】
人里を離れて山中に入り修行する仏教。平安時代の天台宗・真言宗や修験道など。山林仏教。
さん‐きょう【三教】
《古くは「さんぎょう」とも》 1 三つの教え。また、三つの宗教。 ㋐儒教・仏教・道教のこと。 ㋑神道・儒教・仏教のこと。 ㋒神道・仏教・キリスト教のこと。 2 仏一代の説法を、説き方や内容の上か...
さんじ‐きょう【三時教】
釈迦1代に説かれた教説を三時期に分類したもの。法相宗では、初時教を有教(うきょう)(阿含(あごん)経など)、第二時教を空教(般若(はんにゃ)経など)、第三時教を中道教(華厳経など)という。
さんぞう‐きょう【三蔵教】
1 経・律・論の三蔵に説かれた釈尊1代の教法。 2 天台宗で、小乗の異称。
し‐きょう【司教】
カトリック教会の高位聖職。使徒の継承者と見なされ、司祭の上に位する。司教区の長としてこれを統轄。ギリシャ正教およびイギリス国教会では主教とよぶ。→大司教
し‐きょう【四教】
1 《「礼記」王制から》詩(詩経)・書(書経)・礼(儀式・作法)・楽(音楽)の四つの教え。 2 《「論語」述而から》文(学問)・行(実践)・忠(誠実)・信(信義)の教訓。 3 《「礼記」昏義から...
し‐きょう【指教】
[名](スル)さし示して教えること。指導。
し‐きょう【示教】
[名](スル)《「じきょう」とも》具体的に示し教えること。教示。「—を請う」
シク‐きょう【シク教】
《Sikhism》ヒンズー教から派生した宗教の一。開祖はナーナク(1469〜1539)。ヒンズー教とイスラム神秘主義とを習合、偶像崇拝を禁止、唯一永遠なる神の信仰を説き、階級・人種差別を認めない...
しげん‐きょう【四言教】
中国、明の王陽明が弟子に授けた4句の教訓。「善無く悪無きは心の体、善あり悪あるは意の動、善を知り悪を知るはこれ良知、善をなし悪を去るはこれ格物」をいう。