しいら【鱰/鱪】
スズキ目シイラ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は細長く、著しく側扁し、雄は前額が大きく隆起している。体色は青緑色でるり色の小点が散在する。暖海に分布。夏に美味。《季 夏》
しかく‐きかん【視覚器官】
光の刺激を感受し、物を見ることに関係する器官。視細胞からなり、脊椎動物では補助装置も発達して目となるが、無脊椎動物では体表に散在するものや高度に分化したものもある。視覚器。
し‐さいぼう【視細胞】
光を受容することにより感覚を生じる細胞。下等動物では、散在するものと、集まって視覚器となるものとがある。高等動物では多数が集まって目の網膜をつくる。
しま‐うちゅう【島宇宙】
《島のように大宇宙に散在しているところから》「銀河2」に同じ。
しゅうちゅう‐しんけいけい【集中神経系】
脳・脊髄や神経節などの中枢神経と、その他の末梢神経とに分化している神経系。脊椎動物などにみられる。→散在神経系
しょ‐とう【諸島】
多くの島。また、一定の範囲内に散在している多くの島々。「伊豆—」
しらさき‐かいがん【白崎海岸】
和歌山県中西部、日高郡由良町にあるリアス式海岸。紀伊水道に面して約1キロメートル続く。石灰岩の白い奇岩が散在して海に突出する景勝地。
じ‐むぐり【地潜】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。日本特産の無毒の蛇。全長0.8〜1.2メートル。背面は灰褐色または赤褐色で、腹面に黒斑が市松模様に並ぶ。胴部に小黒点が散在する。低山地の森林や耕地に多く、野ネズミ...
じゅん‐りん【楯鱗】
サメ・エイ類にみられるうろこ。真皮から突出した象牙質をエナメル質が覆い、構造は歯と似る。サメでは密生して鮫肌(さめはだ)となるが、エイでは散在する。
じん‐しょうたい【腎小体】
腎臓の皮質内に多数散在している、直径0.1ミリほどの球状の小体。糸球体とそれを包む糸球体嚢(のう)からなり、血液から尿を生成する。マルピーギ小体。