こう‐ばい【勾配】
1 水平面に対する傾きの度合い。傾斜。また、斜面。「—の急な坂道」「—を登る」 2 数学で、直線の方向を示す数。直線がx軸の正の方向となす角の正接で表される。傾き。方向係数。 3 物理学で、速度...
こう‐り【公理】
1 一般に通用する道理。 2 数学で、論証がなくても自明の真理として承認され、他の命題の前提となる根本命題。 3 自明であると否とを問わず、ある理論の前提となる仮定。
こうり‐しゅぎ【公理主義】
すべての理論は、公理的方法によって構成されなければならないという主張。ドイツの数学者ヒルベルトによって提唱された。
こくさい‐かがくオリンピック【国際科学オリンピック】
科学技術に関する知識や技能を競う国際的な大会の総称。参加資格は中等教育課程にあることで、日本では中学生・高校生に当たる。1959年の国際数学オリンピック(IMO)に始まり、現在は物理・化学・情報...
こくさい‐すうがくオリンピック【国際数学オリンピック】
優秀な数学者の育成と国際交流を目的に毎年参加各国の持ち回りで行われている国際コンテスト。国際科学オリンピックの一つ。20歳未満で高等教育機関に入学前の者が対象。1959年開始。日本では日本数学オ...
ここんさんかん【古今算鑑】
幕末・明治初期の和算家(数学者)、内田五観(いつみ)の編著による数学書。天保3年(1832)刊行。自身の弟子たちが奉納した算額の問題を集成したもの。
コサイン‐るいじど【コサイン類似度】
《cosine similarity》ベクトル空間上での、二つのベクトルの類似度を表す値。数学的には、二つのベクトルの内積を求め、ベクトルの絶対値の積で除した値となる。−1から1までの実数をとり...
コラッツ‐よそう【コラッツ予想】
整数論における未解決問題の一。任意の正の整数に対し、偶数の場合は2で割り、奇数の場合は3を掛けて1を足すという操作を繰り返したとき、最終的に1になるというもの。1937年にドイツの数学者L=コラ...
これきびんらん【古暦便覧】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作。慶安元年(1648)刊行。
コンスタント【constant】
[名・形動] 1 いつも一定しているさま。恒常的。「毎月—な収益をあげる」 2 数学・物理学で、定数。記号Cで表す。