ラプラス‐の‐あくま【ラプラスの悪魔】
フランスの数学者・天文学者ラプラスが自著で述べた超越的存在。ある瞬間におけるすべての原子の位置と運動量を知り得る存在がいると仮定すると、物理法則にしたがって、その後の状態をすべて計算し、未来を完...
り‐か【理科】
1 人文科学・社会科学以外の学問分野。数学・自然科学など。⇔文科。 2 大学などで、1の分野を研究・教育する部門。⇔文科。 3 学校教育における教科の一。自然現象・自然科学を内容とする科目の総称。
りきがく【力学】
《(ラテン)Mechanica》スイスの数学者、オイラーの著作。1736年刊。全2巻。第1巻では自由運動、第2巻では束縛運動を中心に論じる。
りさんたいすう‐もんだい【離散対数問題】
素数pと定数aが与えられ、整数yを素数pでaxを除したときの剰余とするとき、yについて整数解xを求める問題。 [補説]xからyを計算することは容易だが、pが大きな数である場合、yからxを計算する...
りさん‐てき【離散的】
連続的ではないさま。数学で、値や数量がとびとびになっているさま。粒子や物体などの個数、実数のなかの整数、量子力学における物理量などが離散的な値をとる。
り‐すう【理数】
理科と数学。「—科」
リチャードソン‐の‐ゆめ【リチャードソンの夢】
1922年に英国の数学者・気象学者ルイス=フライ=リチャードソンが提示した、計算によって天気予報を行う実現可能性。大気の状態を物理法則に基づいて予測するには膨大な計算が必要となるが、リチャードソ...
リーマン‐よそう【リーマン予想】
ドイツの数学者リーマンの論文「与えられた数より小さい素数の個数について」によって、1859年に提出された素数分布の規則性にかかわる予想。数学における未解決の難題であり、ミレニアム問題の一つとして...
るい‐か【累加】
[名](スル) 1 重なり加わること。また、重ね加えること。「利益が—する」 2 数学で、同一の数を順次に加えていくこと。「—法」⇔累減。
るい‐げん【累減】
[名](スル) 1 しだいに減ること。また、しだいに減らすこと。「生産額が—する」⇔累増。 2 数学で、ある数から同一の数を順次に減らしていくこと。「—法」⇔累加。