よう‐そ【要素】
1 あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件。「危険な—を含む」「犯罪を構成する—」 2 物を分析したとき、その中に見出されるそれ以上簡単にならない成分。「色の三—」 3 法律行為または...
よしだ‐みつよし【吉田光由】
[1598〜1673]江戸前期の数学家。京都の人。幼名、与七。通称、七兵衛。出家して久庵。毛利重能・角倉素庵に学び、「塵劫(じんこう)記」のほか「古暦便覧」「和漢合運」などを著した。
よ‐じしょう【余事象】
数学で、事象Aに対して、Aが起こらないという事象。
よねだ‐の‐よそう【米田の予想】
「コラッツ予想」に同じ。数学者の米田信夫が取り組んだことからの名。
よんしょく‐もんだい【四色問題】
いかなる地図でも境界線を接する国々は4色で塗り分けられることを証明せよ、という数学の証明問題。1976年米国のW=ハーケンとK=アッペルが大型コンピューターで証明した。
ライプニッツ【Gottfried Wilhelm Leibniz】
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家としても活躍した。哲学では、モナド論・予定調和の説を展開。数学では、ニュートンと...
ラカトシュ【Imre Lakatos】
[1922〜1974]ハンガリー生まれの科学哲学者。後に英国に渡る。ポッパーの反証主義とクーンのパラダイム論を総合、科学的リサーチプログラムの方法論を提唱した。著「数学的発見の論理」「方法の擁護...
ラグランジュ【Joseph Louis Lagrange】
[1736〜1813]フランスの数学者。イタリア生まれ。変分法を創始し、力学体系を数学的手法で解き、著「解析力学」にまとめた。メートル法の制定にも尽力。→解析力学
ラッセル【Bertrand Russell】
[1872〜1970]英国の数学者・哲学者。記号論理学を集大成、ホワイトヘッドとともに「数学原理」を著し、分析哲学における人工言語学派の始祖の一人となった。平和運動の国際的指導者としても活躍。1...
ラッセルアインシュタイン‐せんげん【ラッセルアインシュタイン宣言】
1955年7月9日、英国の数学者・哲学者B=ラッセルと米国の物理学者A=アインシュタインを中心とする11人がロンドンで署名した宣言。核兵器による人類の危機を訴え、紛争解決のために平和的手段を見出...