じつ‐がたき【実敵】
歌舞伎の役柄の一。善人の要素をもつ、二枚目を兼ねた敵役(かたきやく)。「伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)」の沢井股五郎など。
じゃく‐てき【弱敵】
弱い敵。弱い相手。
す‐てき【素敵/素的】
[形動][文][ナリ]《「すばらしい」の「す」に、接尾語「てき」の付いたものという。「素敵」「素的」は当て字》 1 自分の気持ちに合っていて、心を引かれるさま。非常にすぐれているさま。「—な服装...
せい‐てき【政敵】
政治上で意見を対立させ、争っている相手。
せわ‐がたき【世話敵】
歌舞伎の役柄で、世話物に登場する敵役。写実的、実感的で、かつ滑稽(こっけい)な場合も多い。
たい‐てき【大敵】
おおぜいの敵。また、強い敵。手ごわい相手。強敵。「油断—」⇔小敵。
たい‐てき【対敵】
[名](スル) 1 敵にむかうこと。敵として相対すること。敵対。「—する構えを見せる」 2 敵とする相手。「—の党より弁駁(べんばく)せられ」〈中村訳・西国立志編〉
たて‐がたき【立敵】
歌舞伎の役柄の一。同一狂言の敵役の中で、最も重い敵役。実悪(じつあく)の場合が多い。
だいたん‐ふてき【大胆不敵】
[名・形動]度胸があって、恐れを知らないこと。また、そのさま。「—な面がまえ」
ちゃり‐がたき【茶利敵】
⇒半道敵(はんどうがたき)