ふ‐てき【不敵】
[名・形動]敵を敵とも思わないこと。大胆でおそれを知らないこと。乱暴で無法なこと。また、そのさま。「—な面構(つらがま)え」「大胆—」
ぶっ‐てき【仏敵】
仏の教えに敵対して害をなすもの。仏教の敵。
ほう‐てき【法敵】
仏法に敵対するもの。仏敵。
みんしゅうのてき【民衆の敵】
《原題、(ノルウェー)En folkefiende》イプセンの戯曲。1882年の作。精神的な貴族主義を描く。
むじょう‐の‐かたき【無常の敵】
死をたとえていう語。「—競(きほ)ひ来たらざらんや」〈徒然・一三七〉
む‐てき【無敵】
[名・形動]非常に強くて敵対するものがないこと。対抗できるものがないこと。また、そのさま。「—な(の)猛将」「天下—」
め‐がたき【女敵/妻敵】
自分の妻を寝取った男。姦夫(かんぷ)。間男。
め‐の‐かたき【目の敵】
憎んで敵視すること。また、その人。「—にする」
油断(ゆだん)大敵(たいてき)
油断は失敗のもとであるから、大敵である。油断して失敗を招くのを戒めた言葉。
り‐てき【利敵】
敵に利益をもたらすこと。「—行為」