いちばん‐くび【一番首】
その戦場で、最初に打ち取った敵の首。
いちばん‐ぞなえ【一番備え】
敵に向かって最も前に配置される部隊。一番手。先陣。
いちばん‐て【一番手】
1 戦いで、最初に敵に当たる部隊。 2 先頭に立って物事を行うこと。また、その人。「交渉の—に立つ」 3 勝負や地位を争うとき、いちばん優位に立っていること。また、その人。「横綱争いの—」「会長...
いちばん‐のり【一番乗り】
[名](スル) 1 戦場で、第一番に敵陣や敵城に攻め込むこと。また、その人。 2 ある場所に最初に到着すること。また、その人。「甲子園に—したチーム」
いちばん‐やり【一番槍】
1 戦場で最初に敵陣に槍を突き入れること。また、その人。 2 最初に手柄をたてること。また、その人。
いちもん‐やっこ【一文奴】
1 価が1文の奴(やっこ)人形。 2 つまらない者。武家の下僕をののしっていう語。「—を当てにして討たうとすると、こりゃ、返り討ちに遭ふぞよ」〈伎・幼稚子敵討〉
いっき‐うち【一騎討ち/一騎打ち】
1 敵味方ともに1騎ずつで勝負を争うこと。転じて、一対一の勝負。「与野党候補の—」 2 《「うち」は馬を走らせる意》1騎ずつ1列に並んで進むこと。「海ばたは—の道にて、うち寄する浪大なり」〈仮・...
いっき‐とうせん【一騎当千】
《古くは「いっきとうぜん」》一人で多勢の敵に対抗できるほど強いこと。勇士の形容。一人(いちにん)当千。「—の兵(つわもの)」 [補説]室町時代には、「一人当千(とうぜん)」と並べ用いられたが、後...
いっしょう‐けんめい【一生懸命】
[名・形動]《「一所懸命」から》 1 命がけで事に当たること。また、そのさま。「—に働く」「—探しまわる」 2 引くに引けないせっぱ詰まった場合。瀬戸際。「—の敵(かたき)を防ぐ」〈風来六部集・...
一矢(いっし)を報(むく)・いる
敵の攻撃に対して、矢を射返す。転じて、自分に向けられた攻撃・非難などに対して、大勢は変えられないまでも、反撃・反論する。