さん‐ちょうさい【三長斎】
「三長斎月」の略。
しょう‐さい【小斎】
1 少量の食事。 2 カトリック教会で、キリストの苦難をしのぶために定めた、肉食をしない日。日本では、毎金曜日、灰の水曜日。
しょうじん‐けっさい【精進潔斎】
[名](スル)肉食を断ち、行いを慎んで身を清めること。「—して祈願する」
しょ‐さい【書斎】
個人の家で、読書や書き物をするための部屋。書室。
じ‐さい【持斎】
仏事を行うため、心身を清浄に保つこと。また、特に、仏門に入った人が、正午以後食事をしないという戒めを守ること。
じょうさい【定斎】
桃山時代、大坂の薬種商村田定斎が明人の薬法を伝えてつくり始めたという煎(せん)じ薬。夏期の諸病に効能があったという。じょさい。
じょう‐さい【常斎】
1 常に精進潔斎すること。 2 施主の家へ行き、読経などをして中食の供養を受ける僧。お斎(とき)坊主。
じょう‐とき【常斎/定斎】
檀家などできまった日時に読経に来る僧に出す食事。「今日は—を下さるる方がござある」〈虎明狂・東西迷〉
そう‐さい【僧斎】
仏事などの際、僧を招いて食事を供すること。また、その食事。
ちくさい【竹斎】
仮名草子。2巻。富山道冶(とみやまどうや)作。元和(1615〜1624)末年ごろ成立。やぶ医者竹斎が、にらみの介という下僕を供に、こっけいを演じながら京から江戸に下る物語。