かいさく‐ほう【改作法】
江戸時代、金沢藩が行った農政改革。慶安4年(1651)に開始され、武士と農民の困窮を救済する目的で、給人の知行所直接支配の禁止、検地の精密化、郷村支配の整備などを実施し、藩体制を確立させた。改作仕法。
カイザーウィルヘルム‐きねんきょうかい【カイザーウィルヘルム記念教会】
《Kaiser-Wilhelm-Gedächtniskirche》ドイツの首都、ベルリンにあるネオロマネスク様式の教会。1888年に死去したドイツ皇帝ウィルヘルム1世の追悼のために、1891年か...
かえん‐しき【火焔式】
火炎あるいはそれに似た形を意匠に用いた装飾。また、その装飾を施した土器や建築などの様式。
笠(かさ)に◦着(き)る
権勢のある後援者などを頼みにしたり、自分に保障されている地位を利用したりしていばる。また、自分の施した恩徳をいいことにして勝手なことをする。「権力を—◦着る」 [補説]「嵩(かさ)に懸かる」との...
カシミア【cashmere】
《「カシミヤ」とも》 1 カシミア山羊の軟毛を用いて綾織りにした、滑らかで光沢のある最高級の毛織物。刺繍(ししゅう)や縫い取りで文様を施し、ショールなどにする。カシミール地方の産。 2 梳毛(そ...
カタン‐いと【カタン糸】
《カタンはcotton》ミシン用の細い木綿糸。縒(よ)りをかけた糸にガス焼き・漂白・ろう引きなどの加工を施したもの。
カット‐グラス【cut glass】
彫刻や切り込み細工を施した透明度の高い鉛ガラス。切り子ガラス。
か‐てん【嘉点】
漢文訓読法の一。山崎闇斎(通称、嘉右衛門)が四書に施した訓点。闇斎点。
かぶと‐ずきん【兜頭巾】
江戸時代の火事装束の一。騎馬の武士がかぶった兜形の頭巾で、錏(しころ)の部分を羅紗(ラシャ)で作り、金糸などで縫い取りを施したもの。
かべ‐いた【壁板】
1 壁として張られた板。 2 蒔絵(まきえ)を施した塗り板。洋間の装飾などに使う。