かだ【伽陀】
《(梵)gāthāの音写。偈(げ)・諷頌(ふじゅ)と訳す》 1 詩句からなる経文。十二分経の一。偈頌(げじゅ)。偈佗(げだ)。 2 法会などで唱えられる、仏徳を賛嘆し教理を述べる韻文で、旋律をつ...
カデンツァ【(イタリア)cadenza】
1 楽曲の休止・終結を形作る旋律や和声の定型。カデンツ。 2 楽曲の終結部で、独唱者または独奏者の演奏技巧を発揮させるために挿入される、華美な装飾的楽句。カデンツ。
カノン【canon】
《「キャノン」とも》 1 キリスト教の教理典範。教会法。また、聖書の正典。 2 ある声部の旋律を、他の音部がそのまま忠実に模倣しながら追いかけていく、対位法的な楽曲形式、または楽曲。追復曲。 3...
カントゥス‐フィルムス【(ラテン)cantus firmus】
定旋律。多声音楽(ポリフォニー)において基礎となる旋律で、これに対旋律を付して作曲する。
がっ‐く【楽句】
楽曲の、旋律線の自然な一区切り。フレーズ。
ガムラン【(インドネシア)gamělan】
《「ガメラン」とも》インドネシアのジャワ島やバリ島で行われる、旋律打楽器を主体にした合奏形態。宗教儀式のほか、演劇や舞踊の伴奏としても使われる。
ガンバン【(インドネシア)gambang】
インドネシアの旋律打楽器。共鳴箱の上にチーク材・竹・青銅製の音板を木琴のように音階順に並べたもの。
キャッチー【catchy】
[形動]受けそうであるさま。人気になりやすいさま。特に音楽で、旋律が覚えやすいさま。「—なメロディー」
きゅう‐そう【璆鏘】
[ト・タル][文][形動タリ]玉や金属が触れ合って美しく鳴り響くさま。また、詩や歌などの旋律の美しいさま。「琳琅(りんろう)—として鳴るじゃないか」〈漱石・吾輩は猫である〉
きょく‐りつ【曲律】
楽曲の旋律。メロディー。