せい‐そう【斉奏】
[名](スル)同種または異種の複数の楽器で同一の旋律を同時に奏すること。ユニゾン。
せい‐ぶ【声部】
対位法による楽曲の各旋律部。また、合唱や合奏で、それぞれの声・楽器が受け持つ部分。パート。
せつぞく‐きょく【接続曲】
有名な旋律を集め、つなぎ合わせて編曲した楽曲。メドレー。ポプリ。
せん【旋】
[常用漢字] [音]セン(漢) [訓]めぐる 1 ぐるぐるまわる。「旋回・旋風・旋律/回旋・螺旋(らせん)」 2 一回りして帰る。元に戻る。「凱旋(がいせん)」 3 あちこち回り歩く。「斡旋(あ...
せんせいとせいと【先生と生徒】
《原題、(イタリア)Il maestro e lo scolare》ハイドンの四手のピアノのための変奏曲ハ長調の通称。1768年から1770年頃の作曲。低音のフレーズを高音がくり返す構成が、ピア...
そう‐が【唱歌】
《「そう」は「しょう」の直音表記》楽に合わせてうたうこと。また、琴・琵琶などの旋律を口でうたうこと。しょうが。「—する声も人には勝(すぐ)れて」〈宇津保・俊蔭〉
そうしょく‐おん【装飾音】
音楽で、旋律などに趣を添えたりするために、飾りとして付加された音。特殊な記号や小音符によって示す。前打音・後打音・ターン・トリルなど。
ソルミゼーション【solmization】
音楽で、音階や旋法上の各音をそれぞれ異なった単純な音節によって表すこと。今日では、一般に、ドレミファなどを用いて旋律を歌うことがよく行われている。
たいい‐ほう【対位法】
1 それぞれ独立した旋律を担う声部を、いくつか同時に組み合わせて楽曲を構築する作曲技法。コントラプンクト。 2 建築・文学・映画などで、二つのまったく対照的な様式・発想などを組み合わせて構成する方法。
たん‐おんかい【短音階】
全音階のうち、主音と第3音とが短3度をなす音階。第6音および第7音の違いによって、自然的短音階・和声的短音階・旋律的短音階の3種がある。⇔長音階。