にちべい‐しゅうこうつうしょうじょうやく【日米修好通商条約】
安政5年(1858)江戸幕府と米国との間で結ばれた通商条約。日米和親条約で既に開かれていた箱館のほか、神奈川・長崎・新潟・兵庫の開港(ただし開港となっていた下田は鎖港となる)、公使の交換、江戸・...
にゅう‐なん【柔軟】
[名・形動ナリ] 1 仏教に従いその心が穏やかなこと。また、そのさま。「既に—の仏子となった以上は」〈露伴・連環記〉 2 「じゅうなん(柔軟)」に同じ。「イカニモ静カニ—ナフリデ」〈天草本伊曽保...
ふう‐ゆ【諷喩/風諭】
[名](スル) 1 他の事にかこつけて、それとなく遠回しにさとすこと。「吾輩の既に再三—したるが如く」〈尺振八訳・斯氏教育論〉 2 比喩法の一。たとえだけを提示して、その本義を間接的に推察させる...
フェアイニング‐ろん【フェアイニング論】
《フェアイニング(fair-inning)は、野球やクリケットなどで、各選手が実力を出すことのできる適切なイニング数》医療・福祉資源が有限である場合、その利用の優先権を、人生を既に長く生きた高齢...
ふく‐ざい【服罪/伏罪】
[名](スル)罪を犯した者が刑に服すること。「米沢既に—せしより仙台南部等も降伏なし」〈染崎延房・近世紀聞〉
ブールシャイト‐じょう【ブールシャイト城】
《Buerg Buerschent》ルクセンブルク大公国中北部の町ブールシャイトにある城。シュール川が刻む谷間を見下ろす高台に位置する。中世に既に存在したとされる古城であり、16世紀初頭までブー...
ほう‐がい【方外】
《「方」は地域・世間の意》 1 区域の外。また、国の外。外国。「—の地」 2 人の守るべき道からはずれていること。 3 俗世の外に身を置くこと。また、そのような人。僧・画工・医者など。「僧は既に...
ほう‐こく【封国】
土地を諸侯に分け与えること。また、その土地。「須加是南王—の後、離居相見ざること既に十星霜を経たれば」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉
ぼう‐しょく【望蜀】
《「後漢書」岑彭伝の「人足るを知らざるを苦しみ、既に隴(ろう)を平らげて、復(ま)た蜀を望む」から》一つの望みがかなうと、さらにその先を望むこと。人間の欲望には限りがなく、満足を知らないことのた...
枕(まくら)に就(つ)・く
床に就く。寝る。「安堵して既に—・かんとする頃」〈染崎延房・近世紀聞〉