あこう‐ろうし【赤穂浪士】
⇒赤穂義士 大仏次郎の長編歴史小説。昭和2年(1927)から昭和3年(1928)にかけて東京日日新聞に連載。これに加筆した単行本は昭和3年(1928)から昭和4年(1929)にかけて刊行。
あまくさ‐いっき【天草一揆】
⇒島原天草一揆 塚原渋柿園の歴史小説。明治39年(1906)6月から12月にかけて東京日日新聞に連載。単行本は明治40年(1907)、前後2編で出版。
いくひ‐の‐たるひ【生日の足日】
物事が生き生きとして栄え、満ち足りた日。神事・儀式の日を祝っていう。吉日。「八十日日(やそかび)はあれども、今日の—に」〈祝詞・出雲国造神賀詞〉
うるわしきひび【うるわしき日々】
小島信夫の長編小説。「読売新聞」に平成8年(1996)9月から平成9年(1997)4月まで「麗しき日日」の題で連載。同年、改題して出版。老作家と家族をめぐる私小説的作品。
おお‐しんぶん【大新聞】
明治前期の新聞の種類の一。大きい用紙を使い、文語体の政治議論を中心に、知識人を読者対象とした。東京日日新聞・郵便報知新聞などがその代表。→小(こ)新聞
おっとのていそう【良人の貞操】
滝井孝作の短編小説。大正12年(1923)刊行の作品集に収録。 吉屋信子の長編の通俗小説。昭和11年(1936)から昭和12年(1937)にかけて東京日日新聞、大阪毎日新聞に連載。一組の夫婦...
かが‐なべ‐て【日日並べて】
[連語]《名詞「かが(日日)」+動詞「な(並)ぶ」の連用形+接続助詞「て」》日数を重ねて。「—夜には九夜(ここのよ)日には十日を」〈記・中・歌謡〉
からたちのはな【からたちの花】
長谷健による小説。北原白秋の青春時代を描く。昭和29年(1954)「東京日日新聞」に連載。同年本作を原作とする映画が公開され、舞台である柳川が脚光を浴びた。単行本は昭和30年(1955)に刊行。...
きょうと‐しんぶん【京都新聞】
京都新聞社が発行する日刊紙。同社は京都市中京区に本社を置く。明治12年(1879)に京都商事迅報として創刊。昭和54年(1979)滋賀日日新聞社を吸収し、京都・滋賀両府県の県紙としての性格をもつ...
くさのみち【草の道】
石牟礼道子による紀行文。歴史小説「春の城」に先立ち、島原で行った取材旅行にまつわる随筆。平成3年(1991)から平成9年(1997)にかけて「熊本日日新聞」に連載。→煤の中のマリア