き‐さい【鬼才】
人間とは思えないほどの鋭い才能。また、その持ち主。「映画界の—」
きさぶろういちだい【貴三郎一代】
有馬頼義の小説。昭和39年(1964)刊。昭和40年(1965)、増村保造監督により「兵隊やくざ」のタイトルで映画化。のちに映画のヒットを受け小説も改題して「兵隊やくざ」とした。
きせきのおか【奇跡の丘】
《原題、(イタリア)Il vangelo secondo Matteo》イタリア・フランス合作映画。1964年公開。監督・脚本はパゾリーニ。聖書の「マタイによる福音書」を原作とするキリスト伝。プ...
きたホテル【北ホテル】
《原題、(フランス)Hôtel du Nord》ダビによる小説。1929年刊。パリの安ホテルを舞台に市井の人々の姿を描き、第1回ポピュリスト賞を受賞。1938年、マルセル=カルネ監督により映画化。
きちがいピエロ【気狂いピエロ】
《原題、(フランス)Pierrot le fou》フランス・イタリア合作映画。ゴダール監督によるヌーベルバーグの代表的作品。1965年公開。ピエロというあだ名の男が昔の愛人との無軌道な逃避行の末...
キネマ【kinema】
《「キネマトグラフ」の略》 1 映画。活動写真。シネマ。 2 映画館。「…キネマ」の形で、劇場名として用いられた。
き‐の‐かわ【紀ノ川】
奈良県の大台ヶ原山に源を発し、和歌山県北部を西流して紀淡海峡に注ぐ川。長さ136キロ。上流の奈良県内は吉野川とよぶ。
有吉佐和子の長編小説。昭和34年(1959)発表。紀州和歌山を舞台に、3...
キノ‐ドラマ
《(和)kino+drama》実演の一部に映画をとりいれた演劇。連鎖劇。
き‐ばらし【気晴(ら)し】
[名](スル)他の物事に心を向けて気分を晴らすこと。気散じ。「—に映画を見る」
きぼう【希望】
《原題、(フランス)L'Espoir 》マルローの小説。3部作。1937年刊。共和政府の義勇軍としてスペイン内戦に参加した経験をもとに書いたルポルタージュ風の作品。1939年、自身の監督・脚本に...