ほうどう‐じ【方等時】
天台宗で説く五時(ごじ)の第三。釈迦が小乗経に次いで一般大乗経を説いた時期。
ほ‐じ【晡時】
申(さる)の刻。現在の午後4時ごろ。また、日暮れ時。
ほっけ‐ねはんじ【法華涅槃時】
天台宗で説く五時(ごじ)の第五。釈迦の説法を生涯にわたって五つに分けたうちの最後の時。般若(はんにゃ)開説から入寂に至る8年間をさし、法華経と、入滅に際し涅槃(ねはん)経を説いた時期。
まい‐じ【毎時】
1時間ごと。1時間当たり。「台風が—二〇キロの速度で進む」
まさか‐の‐とき【まさかの時】
事が目前に迫っていてどうすることもできない時。急を要する時。万一の場合。「—に備える」
みせさし‐どき【店鎖し時】
店の戸をおろす時刻。夕方。みせさしごろ。みせさしじぶん。「うかうか話して、あれ—」〈浄・女腹切〉
み‐どき【見時】
見るのによい時期。見ごろ。「紅葉は今が—だ」
み‐の‐とき【巳の時】
1 「巳の刻1」に同じ。 2 「巳の刻2」に同じ。「いまだ—とぞ見えし白星の兜(かぶと)」〈盛衰記・一五〉 3 《1が1日の半ばになろうとする時刻であるところから》物事の盛りのころ。「北条家弓矢...
むつ‐どき【六つ時】
「六つ3」に同じ。「明朝正—、御前において立ち合へと」〈浄・伊賀越〉
めし‐どき【飯時】
食事をする時分。食事時。