いおり‐かんばん【庵看板】
1 歌舞伎劇場前に掲げる看板。役者の名と家紋をかいた板の上部に屋根の形をつけたもの。最初は上方(かみがた)からの下り役者や臨時出演の役者に、のちには上級役者から作者にまで用いた。→一枚看板 →名...
いしかわ‐じま【石川島】
東京都中央区佃(つくだ)の一部。もとは隅田川河口の島で、旗本石川八左衛門が徳川家光より拝領した。江戸時代、人足寄場が置かれ、またのち、水戸藩が日本最初の洋式造船所を設置した所。
いしかわ‐の‐しょうじゃ【石川精舎】
敏達天皇13年(584)蘇我馬子(そがのうまこ)が石川の自宅に百済(くだら)伝来の仏像を安置した仏殿。日本最初の寺で、橿原市石川町にある本明寺がその遺址といわれる。
イズニク【İznik】
トルコ北西部の町。紀元前4世紀にマケドニア王国が建設した都市ニカイアに起源し、前1世紀より古代ローマ帝国の属州になった。11世紀にセルジュークトルコの最初の首都となったが、十字軍と東ローマ帝国に...
いずもざき【出雲崎】
新潟県中部、三島郡の地名。もと北陸街道の宿駅で、佐渡への官船往来の港。日本最初の油井(ゆせい)が掘られた所。良寛(りょうかん)の生地。
いそ‐の‐くちあけ【磯の口明け】
資源保護・環境保全のため、禁止していた海藻や貝類の採取を解禁すること。また、その最初の日。口開(あ)け。磯開き。 [補説]採取の禁止を「磯の口止め」という。
いち【一/壱】
[名] 1 数の名。自然数で最初の数。ひとつ。 2 いちばん初め。1番目。「—の鳥居」 3 物事の最初。「—から出直す」 4 最もすぐれていること。最上。最高。「—の子分」「世界—」 5 三味...
いち【一】
[音]イチ(呉) イツ(漢) [訓]ひと ひとつ [学習漢字]1年 〈イチ〉 1 数の名。ひとつ。「一一・一枚/逐一・万一」 2 物事の最初。一番目。「一位/第一」 3 ひとたび。「一応・一巡...
いち‐いん【一院】
1 一つの寺院。また、院と称するところ。 2 二院制議会での、どちらか一方の議院。 3 二人以上の上皇または法皇があるとき、最初になった人。一の院。本院。
いち‐がつ【一月】
1年の最初の月。正月。いちげつ。むつき。《季 冬》