いかり‐の‐ひ【怒りの日】
《(ラテン)Dies Irae》 1 最後の審判の日のこと。 2 カトリック教会で、レクイエム(死者のためのミサ)に用いられた続唱。最後の審判の日に向けた祈りで、「怒りの日」の句で始まる。
エスカトロジー【eschatology】
キリスト教神学で、終末論。世界の窮極的破滅、最後の審判、人類の復活など人間と世界の終末についての思想。
かんなん‐じだい【患難時代】
キリスト教の終末論で、最後の審判の前にあるとされる時代。天変地異や疫病・戦争・飢饉など非常な困難が人類に降りかかるとされる。大患難時代。
クルシェドル‐しゅうどういん【クルシェドル修道院】
《Manastir Krušedol》セルビア北部、フルシュカゴラ地域にあるセルビア正教の修道院。オスマン帝国支配下の16世紀初めの創建。18世紀以降に改築されたバロック様式の外観をもつ。内部は...
こう‐しんぱん【公審判】
⇒最後の審判
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
キリスト教の教義上の、世界の終末における人類の罪に対する神の審判。キリストが再臨して死者も生者も裁かれ、天国と地獄とに所属が分けられる。絵画ではミケランジェロのシスティナ礼拝堂壁画が名高い。公審...
サンタマリア‐アッスンタ‐だいせいどう【サンタマリアアッスンタ大聖堂】
《Cattedrale di Santa Maria Assunta》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアのトルチェッロ島にある教会。7世紀の創建。9世紀から14世紀にかけて増改築が繰り返され...
サンタンドレ‐だいせいどう【サンタンドレ大聖堂】
《Cathédrale Saint-André》フランス南西部、ジロンド県の都市ボルドーにある大聖堂。11世紀の創建。その後、14世紀頃まで増改築が繰り返された。北側の入口「王の門」に施された「...
システィナ‐れいはいどう【システィナ礼拝堂】
《(イタリア)Cappella Sistina》バチカン宮殿にある礼拝堂。1473〜1481年、教皇シクストゥス4世により創建。ミケランジェロの「最後の審判」ほか、すぐれた壁画・天井画がある。
しゅうまつ‐ろん【終末論】
人間と世界の終末についての宗教思想。現世の悪に対して、世界の窮極的破滅、最後の審判、人類の復活、理想世界の実現などを説く。ユダヤ教・キリスト教に顕著。終末観。