うきよ‐え【浮世絵】
江戸時代の風俗、特に遊里・遊女・役者などを描いた絵。江戸の庶民層を基盤に隆盛した。肉筆画と木版画があり、特に版画は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)に始まり、鈴木春信らによる多色刷りの錦絵(にしきえ)...
うぐいす‐ばり【鶯張り】
木造の床の張り方の一。踏むと床板を留めたかすがいがきしり、鶯の声に似た音を出す。京都の知恩院のものが有名。
うし‐おい【牛追い】
1 牛を追って歩かせること。また、その人。牛方(うしかた)。 2 スペインで、市街に放された雄牛を市民が闘牛場へ追い立てる行事。エンシエロ。 [補説]2は、毎年7月7日から7月14日に行われるパ...
うす‐がね【薄金】
1 薄い金属。 2 薄い鉄札(てつざね)で仕立てた鎧(よろい)。源氏八領の鎧の一つが有名。
うず‐しお【渦潮】
渦を巻いて流れる海水。潮流の方向・速さの著しく異なる境界や潮位差の大きい所に生じやすい。鳴門海峡のものは有名。
うそ‐かえ【鷽替え】
鷽をかたどった木製の鳥を、参詣人が交換し合ったり、神官が参詣人の古い鷽を別のものに引き替えたりする行事。前年の不幸を嘘(うそ)にし、吉運に替える意という。太宰府天満宮での正月7日夕の酉(とり)の...
うつのや‐とうげ【宇津ノ谷峠】
静岡市、宇津の山の峠。東海道の丸子(まりこ)と岡部宿との間に位置し、難所として知られた。伊勢物語や黙阿弥の「蔦紅葉(つたもみじ)宇都谷峠」で有名。
うてん【于闐】
古代、中国の西域にあったオアシス都市国家。現在の中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区ホータン県。東西貿易路の要衝として前2世紀にはすでに繁栄。住民はアーリア系で、仏教文化が栄えた。古来、玉(ぎょ...
うなぎ‐ずし【鰻鮨】
鰻を裂き、塩をまぜた酒に一晩漬け、翌朝に塩加減した飯に漬けて押しをしたすし。京都府宇治と滋賀県瀬田の鰻で作ったものが有名。
ウビルーロック【Ubirr Rock】
オーストラリア、ノーザンテリトリー北部のカカドゥ国立公園にある岩山。園内北東部、イーストアリゲーター川沿いに位置し、2万年前から近現代までに描かれたアボリジニーによる壁画が見られる。人間や動物を...