こ‐がらし【木枯らし/凩】
1 《木を吹き枯らすものの意》秋の末から冬の初めにかけて吹く強く冷たい風。《季 冬》「海に出て—帰るところなし/誓子」 2 すりこぎをいう近世女性語。 [補説]「凩」は国字。 [補説]作品名別項...
こがらし【木枯らし】
《原題、Winter Wind》ショパンのピアノ曲集「12の練習曲(作品25)」の第11番の通称。イ短調。木枯らしのエチュード。
こがらし‐いちごう【木枯らし一号】
晩秋から初冬にかけての時期、気圧配置が冬型になって初めて吹く木枯らし。 [補説]気象庁では、10月半ばから11月末の間に、初めて吹く毎秒8メートル以上の北寄りの風をいう。
じゅうにのれんしゅうきょく【十二の練習曲】
《原題、(フランス)12 Études》ショパンのピアノ曲集。作品10(1829年から1832年にかけて作曲)と作品25(1832年から1836年にかけて作曲)の全2集各12曲からなる。作品10...
ふき‐あわ・す【吹き合はす】
[動サ下二] 1 笛などを他のものと調子を合わせて吹く。また、管楽器を合奏する。「木枯らしに—・すめる笛の音をひきとどむべきことの葉ぞなき」〈源・帚木〉 2 風などが他のものと調子を合わせるよう...
ふき‐さら・す【吹き曝す】
[動サ五(四)]さえぎるものがなく、風が吹き当たるにまかせる。「木枯らしに—・されながら電車を待つ」