にいつ‐ゆでん【新津油田】
新潟市秋葉区新津を中心とする油田。明治末期から大正初期が全盛で、現在は産油量が減少。
におい‐あらせいとう【匂あらせいとう】
アブラナ科の多年草。高さ約30センチ。春から夏、香りのある大形の黄・赤色などの花を総状につける。南ヨーロッパの原産で、日本には江戸末期に渡来。観賞用。ケイランサス。
にく‐かみうた【二句神歌】
上の句と下の句の2句からなる短歌体の神歌。平安末期から鎌倉時代にかけて行われた。にくのかみうた。
にしローマ‐ていこく【西ローマ帝国】
古代末期、皇帝テオドシウス1世死後の395年、東西に分割されたローマ帝国の西方部分を継いで、成立した帝国。都はローマ。皇帝の乱立、ゲルマン民族の侵入などによって衰退し、476年ゲルマン人の傭兵...
にじゅう‐しんり【二重真理】
哲学で、啓示と理性(信仰と知識)の2種類の真理が並存するというヨーロッパ中世末期の思想。
にせ‐え【似絵】
平安末期から鎌倉時代に流行した大和絵様式の肖像画。特に面貌(めんぼう)を写実的に描く。藤原隆信に始まり、その子信実によって大成された。代表作に信実の「後鳥羽上皇像」がある。
にちゅうれき【二中歴】
鎌倉時代の百科事典。13巻。編者未詳。鎌倉末期の成立で、現存の増補版は文安年間(1444〜1449)ころの成立とされる。平安時代の「掌中歴」と「懐中歴」を再編集したもので、人名・物名などを81項...
にった【新田】
姓氏の一。 清和源氏の一族。平安末期、源義家の孫義重が上野(こうずけ)の新田郡に土着し称したのに始まる。 [補説]「新田」姓の人物新田次郎(にったじろう)新田義顕(にったよしあき)新田義興(...
にない‐ぢゃや【担ひ茶屋】
中世から江戸末期まで、茶道具一式を振り分けにかつぎ歩き、客の求めに応じて茶を立てた行商人。また、その茶道具。一服1銭。「—しほらしくこしらへ」〈浮・永代蔵・四〉
にほんえんせいき【日本遠征記】
幕末期日本に来航したペリーが、帰国後米国政府の要請により編纂(へんさん)した記録。3巻。1856年刊。日本との条約締結交渉をはじめ、日本の産業・風俗などについても記述する。ペリー提督日本遠征記。