まっ‐ぴつ【末筆】
文章、特に手紙の末尾にしるす文句。「—ながら、奥様によろしく」
まっ‐ぷく【末伏】
三伏の一。立秋後の、初めての庚(かのえ)の日。《季 夏》→初伏 →中伏
まっ‐ぽう【末法】
仏語。仏法の行われる時期を三つに分けた三時のうち、最後の退廃期。釈迦(しゃか)の入滅後、正法(しょうぼう)・像法(ぞうぼう)を経たあとの1万年間。教えが説かれるだけで修行する者もなく、悟りを開く...
まっぽう‐しそう【末法思想】
仏教の歴史観の一。末法に入ると仏教が衰えるとする思想。日本では、平安後期から鎌倉時代にかけて流行。平安末期の説によれば、永承7年(1052)に末法の世を迎えるとした。
まっぽうとうみょうき【末法灯明記】
平安時代の仏教書。1巻。延暦20年(801)最澄著と伝えるが疑わしい。末法には無戒名の僧こそが世の灯として尊ばれねばならないと主張したもの。
まつ【末】
1 終わり。すえ。「三月の—」「世紀—」 2 粉(こな)。粉末。「薬ヲ—ニスル」〈和英語林集成〉
まつ【末】
[音]マツ(呉) バツ(漢) [訓]すえ うら うれ [学習漢字]4年 〈マツ〉 1 物の端の方。物事の終わりの方。最後。果て。すえ。「末裔(まつえい)・末期(まっき)・末期(まつご)・末日・...
まつ‐い【末位】
いちばん下の地位。末席。
ばつ‐えい【末裔】
⇒まつえい(末裔)
まつ‐えい【末裔】
末の血統。子孫。後裔。末孫。ばつえい。「王家の—」