のうち‐かいかく【農地改革】
農地制度を改革すること。特に第二次大戦後、GHQの指令で行われた農地制度改革をさす。不在地主の小作地全部と、在村地主の小作地のうち都府県で平均1町歩(約1ヘクタール)、北海道で4町歩を超える分を...
のうち‐きほんだいちょう【農地基本台帳】
市町村の農業委員会が作成する台帳。各農家の世帯員・就業状態・営農状況・経営面積などを記録する。
のうち‐てんよう【農地転用】
農地を住宅・工場用地や道路、山林などに転用すること。農地法に基づいて、市町村の農業委員会への届け出、都道府県知事または農林水産大臣の許可が必要。
のうはん‐きゅうぎょう【農繁休業】
農村の小・中学校などで、農繁期に授業を一定期間休んだこと。
のうみんカンタータ【農民カンタータ】
《原題、(ドイツ)Bauernkantate》バッハの世俗カンタータ「わしらの新しいご領主に(Mer hahn en neue Oberkeet)」の通称。1742年の作。ライプチヒ近郊の村の新...
のうみん‐ぶんがく【農民文学】
1 農村や農民の生活・習俗を素材にした文学。明治30年代以後、自然主義文学から派生。真山青果「南小泉村」、長塚節(ながつかたかし)「土」など。 2 農民の立場に立って自覚的に展開された文学。大正...
のうりんぎょうこうぞう‐とうけい【農林業構造統計】
農業および林業の生産・就業構造や農山村地域の土地資源など、農林業の基礎的事項の把握を目的とする、国の基幹統計。 [補説]農林行政の施策や、農林業に関する諸統計調査、国際比較等の基礎資料として利用...
のうりんぎょう‐センサス【農林業センサス】
農林業構造統計を作成するために、農林水産省が5年ごとに行う基幹統計調査。農林業の生産構造や就業構造の実態を把握するために農林業を営む個人・組織・法人を対象に行う農林業経営体調査と、農山村の現状を...
のえ‐ふ・す【偃す】
[動サ四]《「のいふす」の音変化》 1 風になびく。「草に風を加ふる時は—・さずといふ事なし」〈太平記・八〉 2 ひれ伏す。平伏する。付き従う。のいふす。「我が神国の天(あま)の村雲百王護国の御...
の‐ぎく【野菊】
野生の菊。アブラギク・ノコンギク・ノジギク・ヨメナなど。《季 秋》「子狐の隠れ顔なる—かな/蕪村」