ふぶき【吹雪/乱吹】
1 雪が激しい風に吹かれて乱れ飛びながら降ること。また、その雪。積もった雪が強い風で高く吹き上げられる状態も含めていう。《季 冬》「宿かせと刀投げ出す—かな/蕪村」 2 風に吹かれなどして、乱れ...
ふみ‐だ・す【踏(み)出す】
[動サ五(四)] 1 片足を前に出して地面につける。「左足から—・す」 2 足を境界線の外へ出す。「土俵を—・す」 3 新しく仕事・活動にとりかかる。着手する。「新しい人生の第一歩を—・す」 4...
フュウザン‐かい【フュウザン会】
《(フランス)fusainは木炭・木炭画の意》大正元年(1912)高村光太郎・岸田劉生・万(よろず)鉄五郎らが結成した美術家集団。後期印象派・フォービスムを信奉した最初のグループで翌年には解散し...
ふゆ【冬】
中村真一郎による連作長編小説「四季」の第4作。昭和59年(1984)刊行。 《原題、(イタリア)L'Inverno》アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦67センチ、横50.5センチ。「四季」と...
ふゆ‐こだち【冬木立】
冬の落葉した木々。《季 冬》「斧(おの)入れて香におどろくや—/蕪村」
ふゆ‐ざれ【冬ざれ】
草木が枯れはてて寂しい冬の風物のようす。また、そのような冬の季節。「—の野」《季 冬》「—や小鳥のあさる韮畠(にらばたけ)/蕪村」
ふゆひこしゅう【冬彦集】
吉村冬彦の筆名で書かれた、寺田寅彦の随筆集。大正12年(1923)刊行。
ふよう‐しんぞく【扶養親族】
扶養の対象となる親族。 [補説]所得税法上の扶養親族は、配偶者以外の親族(六親等内の血族および三親等内の姻族)か都道府県知事から養育を委託された児童または市町村長から養護を委託された老人で、納税...
フリー‐リレー
《(和)freestyle+relayから》水泳で、一定距離を4人の泳者全員が自由形(フリースタイル)で泳ぐリレー競泳。→メドレーリレー2 [補説](長水路記録 2024年9月現在)▽200メー...
ふるえるした【震える舌】
三木卓の小説。破傷風にかかった少女を描く。昭和50年(1975)刊行。野村芳太郎監督による映画化作品もある。