みお‐つ‐くし【澪標】
1 《「澪(みお)つ串(くし)」で、「つ」は助詞「の」の意》澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。和歌では「身を尽くし」にかけて用いることが多い。みおぎ。みおぐい。みおじる...
みかづき【三日月】
村上浪六の小説。明治24年(1891)、校正係として勤めていた「郵便報知新聞」の日曜附録「報知叢話」に連載した処女作で、読者の好評を得て著者は小説家となった。
みがわりざぜん【身替座禅】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)・長唄。新古演劇十種の一。岡村柿紅(おかむらしこう)作詞、7世岸沢式佐・5世杵屋巳太郎(きねやみたろう)作曲。明治43年(1910)東京市村座初演。狂言「花子」を舞...
みくら‐じま【御蔵島】
伊豆七島の一。東京都三宅支庁御蔵島村をなす。中央に標高851メートルの御山(おやま)があり、海岸は海食崖が発達。ツゲ材を産する。
ミグダル【Migdal】
イスラエル北東部、ガリラヤ湖北西岸の村。新約聖書に登場するマリア=マグダレナ(マグダラのマリア)の出身地とされる。
み‐ぐるし・い【見苦しい】
[形][文]みぐる・し[シク] 1 見た感じが不愉快である。みっともない。みにくい。「—・い身なり」「—・いまねはよしなさい」 2 見るのに難渋する。見づらい。「目をいみじう煩ひ給ひて、よろづ治...
みさきいちろうのていこう【岬一郎の抵抗】
半村良の長編SF小説。東京の下町に住む平凡なサラリーマンが超能力を身につけたことから、国家権力によって追い詰められていくさまを描く。昭和63年(1988)、上下2巻を刊行。第9回日本SF大賞を受賞。
み‐ざくら【実桜】
1 桜の実。さくらんぼう。《季 夏》「—や立ちよる僧もなかりけり/蕪村」 2 実をとるために栽培される桜。セイヨウミザクラなど。また、オウトウの別名。
みしま‐の‐たまがわ【三島の玉川】
六玉川(むたまがわ)の一。摂津国三島郡三個牧村(大阪府高槻市三島江)付近の川。
ミシュコルツ【Miskolc】
ハンガリー北東部の都市。ブダペスト、デブレツェンに次ぐ同国第三の都市であり、北東部の中心地。18世紀に同国初の製鉄工場が建設され、第二次大戦後は旧ソ連を中心とするコメコン体制の下、コンビナート基...