やなせ【魚梁瀬】
高知県東部、安芸(あき)郡馬路(うまじ)村北東部の地区名。奈半利(なはり)川上流に位置し、秋田杉・吉野杉とならんで「魚梁瀬杉」の名で美林地域として知られる。中でも、千本山(標高1084メートル)...
やのね【矢の根】
歌舞伎十八番の一。時代物。享保14年(1729)江戸中村座の初春狂言「扇恵方曽我(すえひろえほうそが)」の中の一幕として2世市川団十郎が初演。曽我五郎が矢の根を研いでまどろむうち、夢の中で兄十郎...
やはんらく【夜半楽】
雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で新楽の中曲。舞はない。唐の玄宗の作という。 俳諧撰集。与謝蕪村編著。安永6年(1777)刊。1冊。連作叙事詩「春風馬堤曲」や、「澱河歌(でんがか)」「老鶯児...
やぶこうじしゅう【藪柑子集】
吉村冬彦の筆名で書かれた、寺田寅彦の随筆集。大正12年(1923)刊行。
やぼ‐がた・い【野暮堅い】
[形][文]やぼがた・し[ク]無粋で堅苦しい。「今時おぬしのような—・い事を言うものが」〈松村春輔・春雨文庫〉
やま‐あい【山間】
1 山と山との間。山峡(やまかい)。さんかん。「—の小さな村」 2 馬の頭で、両耳の間。
やま‐が【山家】
山の中にある家。山里の家。また、山村。山里。
やまがた【山県】
岐阜県中南部の市。岐阜市の北に位置する。平成15年(2003)高富町、美山町、伊自良村が合併して成立。旧郡名を新市名とした。人口3.0万(2010)。
やまがた‐しんかんせん【山形新幹線】
福島と山形県新庄を結ぶミニ新幹線。在来の奥羽本線を新幹線の標準軌に改めて平成4年(1992)開業。列車は東京まで直通。小型の車両を東京・福島間は東北新幹線に併結し、福島で分離。列車名称は「つばさ...
やまがた‐ぼんち【山形盆地】
山形県中東部の断層盆地。最上川が北へ貫流し、扇状地が発達。稲作やサクランボウ・ブドウ栽培が盛ん。村山盆地。