ほだ・す【絆す】
[動サ四] 1 つなぎとめる。〈新撰字鏡〉 2 自由を束縛する。→ほだされる「羇客とかけば、羇は、—・すなり」〈中華若木詩抄・中〉
みちくさ【道草】
夏目漱石の小説。大正4年(1915)発表。大学教授である主人公健三が、世俗的社会に束縛され、孤独に生きるさまを描いた自伝的作品。
ミューオニウム【muonium】
異種原子の一。正電荷の反ミュー粒子と負電荷の電子がクーロン力で束縛状態にあるもの。水素原子の陽子をミューオンに置き換えたものに相当する。半減期は2.2マイクロ秒。1960年、米国の物理学者V=ヒ...
む‐じゅう【無住】
1 人が住んでいないこと。また特に、寺に住職がいないこと。また、その寺。「—の庵」「—の寺」 2 仏語。心の中の一切の束縛を断ち切った、とらわれのない状態。
メスバウアー‐こうか【メスバウアー効果】
結晶格子に強く束縛されている原子核から、跳ね返しの現象を伴わずにγ(ガンマ)線が放出されて、同種の原子核に共鳴・吸収される現象。1958年にドイツの物理学者メスバウアー(R.L.Mössbaue...
もう‐ら【網羅】
[名](スル) 1 (魚をとる網と、鳥をとる羅(あみ)から)人を束縛するものや法律の制裁など。「人を殺す賊、官(かみ)の—を脱し」〈新聞雑誌二〉 2 残らず取り入れること。「各界の代表を—する」
りきがく【力学】
《(ラテン)Mechanica》スイスの数学者、オイラーの著作。1736年刊。全2巻。第1巻では自由運動、第2巻では束縛運動を中心に論じる。
りゅうどうモザイク‐モデル【流動モザイクモデル】
生体膜の基本構造についての模型の一。リン脂質分子の二重層からなり、親水性の部分を外側に向け、疎水性部分を内側に挟み込むように向い合い、たんぱく質分子がその表面や内部もしくは上下に貫通するようにモ...
リリース【release】
[名](スル) 1 束縛を解いて放つこと。解放すること。「釣った魚を—する」 2 音楽アルバムやアプリケーションソフトなどを発売すること。情報や記事などを発表すること。「公演のライブ盤が—される...
れい‐のう【隷農】
封建時代に、農奴的束縛から解放され、賦役を徴収されず、生産物地代または貨幣地代を課せられた農民。→農奴(のうど)