かい【戒】
1 いましめ。さとし。「—を破る」 2 《(梵)śīlaの訳。習慣・性格などの意》仏語。在家や出家が過ちを防止するために守らなければならない禁制。また、その個々の条目。「五—」「—学」 3 漢文...
か‐じょう【科条】
法令。法律。また、その条目。
きんちゅうならびにくげ‐しょはっと【禁中並公家諸法度】
江戸幕府の法令。金地院崇伝(こんちいんすうでん)起草。元和元年(1615)制定。正式名称は禁中方御条目。17条からなり、皇室・公家・門跡のありかたなどについて規定したもの。公家諸法度。
こ‐けん【古検】
太閤検地のこと。慶長・元和(1596〜1624)以降の検地を新検というのに対する語。享保11年(1726)に新検地条目が制定されてからは、それ以前の検地をすべて古検、以降のを新検と称した。
しき‐もく【式目】
《「式」は法式、「目」は条目の意》 1 中世、法規を箇条書きにしたもの。貞永(じょうえい)式目(御成敗式目)・建武式目など。式条。 2 連歌・俳諧を詠むときに守るべき規則。また、それを記した書。...
しん‐けん【新検】
太閤検地を古検というのに対して、慶長・元和(1596〜1624)以後の検地。また、享保11年(1726)「新田検地条目」制定後は、それ以後の検地。
だいがく【大学】
中国、戦国時代の思想書。1巻。著者・成立年未詳。もと「礼記(らいき)」の中の一編であったが、宋の司馬光が抜き出して「大学広義」1巻を作り、のち、程顥(ていこう)・程頤(ていい)が定本を、1189...
ほん‐でん【本田】
1 苗代で育てた稲の苗を、本式に植えつける田。 2 荘園制で、新開田に対して、もとからあった田。 3 江戸時代、新田に対し、旧来の田。また、享保11年(1726)の新検地条目で、元禄年間(168...
もく【目】
[音]モク(呉) ボク(漢) [訓]め ま さかん [学習漢字]1年 〈モク〉 1 め。「目前/刮目(かつもく)・耳目・衆目・属目(しょくもく)・着目・注目・鳥目・瞠目(どうもく)・眉目・瞑目...