とうかいゆうしぎん【東海遊子吟】
土井晩翠の第3詩集。明治39年(1906)刊行。
とうかろく【東華録】
中国の歴史書。清の歴代王朝の事蹟を編年体で記したもので4種ある。 32巻。清初の1616年から1735年までの記録で、蒋良騏撰。
195巻。続録430巻。太祖から穆宗までの11代の記録で、王...
とう‐かん【東漢】
後漢の異称。都を前漢の長安から東の洛陽に移したのでいう。
とう‐かん【東関】
1 東方の関所。特に、京都の東にある逢坂(おうさか)の関。「昨日は—の麓にくつばみをならべて十万余騎」〈平家・七〉 2 関東のこと。「あるは西海の波の上、あるは—の雲のはて」〈平家・一二〉
とうかんきこう【東関紀行】
鎌倉中期の紀行。1巻。作者は鴨長明・源光行・源親行などが擬せられたが未詳。仁治3年(1242)以後に成立。京都から鎌倉に下る旅と、鎌倉滞在中の見聞を、流麗な和漢混交文で記したもの。
とうが【東雅】
江戸中期の語学書。20巻。新井白石著。享保2年(1717)成立。中国の「爾雅(じが)」にならって、国語の名詞を15の部門に分け、語源的な解釈を施したもの。
とう‐がく【東学】
朝鮮、李朝末に興った新宗教。1860年ごろ崔済愚(さいせいぐ)が、西学すなわち天主教に対抗するものとして、民間信仰に儒・仏・道の三教を折衷して創始。教義は単純で符呪(ふじゅ)的であったが、社会不...
とう‐がく【東岳】
中国の五岳の一、泰山の異称。
比叡山の異称。京都の東にあるところからいう。
とうがくとう‐の‐らん【東学党の乱】
⇒甲午(こうご)農民戦争
とうがね【東金】
千葉県中部の市。九十九里平野の中心にあり、もと酒井氏の城下町。人口6.2万(2010)。