くじゅう‐さん【九重山】
大分県中西部にある火山群。主峰は久住(くじゅう)山。阿蘇(あそ)くじゅう国立公園の一部で、山麓(さんろく)に飯田(はんだ)高原・久住高原があり、コケモモ・ミヤマキリシマの群落は天然記念物。黒岳の...
くじり【抉り】
1 くじること。 2 くじって穴をあける錐(きり)に似た道具。〈和英語林集成〉 3 結び目をほどくのに用いる先のとがった道具。〈和名抄〉
くず‐お・れる【頽れる】
[動ラ下一][文]くづほ・る[ラ下二] 1 《「おれる」を「折れる」の意に解して》気力が抜けて、その場に崩れるようにして倒れたり、座り込んだりする。「悲しみのあまりその場に—・れる」 2 気落ち...
くずり【屈狸】
イタチ科の哺乳類。体長87センチくらいになり、イタチ類では大形。ずんぐりした体で全体に黒褐色。一見、小形のクマに似る。北極圏の森林やツンドラに分布する。
くずりゅう‐がわ【九頭竜川】
福井県北部を流れる川。源を岐阜県境の油坂峠付近に発し、坂井市で日本海に注ぐ。長さ116キロ。上流には九頭竜峡などがあり、また鉛・亜鉛、森林などの資源が豊富。
くち‐がた・む【口固む】
[動マ下二] 1 口止めをする。「心よりほかに漏らすなと—・めさせ給ふ」〈源・夕顔〉 2 固く口約束をする。「拝むまじとのたまふに、ゆめゆめと—・めて林中に隠れぬ」〈十訓抄・一〉
くち‐だて【口立て】
《「くちたて」とも》 1 完全な脚本がなく、おおよその筋だけ立てておき、俳優どうしが口頭の打ち合わせで芝居をまとめていくこと。 2 大げさに言い立てること。「年がよったほどに—をばせいで」〈史記...
くち‐なぐさみ【口慰み】
1 退屈しのぎに、話をしたり詩歌を口ずさんだりすること。〈和英語林集成〉 2 退屈しのぎに間食をすること。
口(くち)に蜜(みつ)あり腹(はら)に剣(けん)あり
《「唐書」李林甫伝にある、唐の宰相、李林甫を評した言葉》口ではやさしいことを言うが、心の中は陰険であること。
くち‐わけ【口分け】
1 種類によって区分すること。分類。類別。〈和英語林集成〉 2 分配すること。配分。