出典:gooニュース
核燃料の県外搬出工程表、関電・国が県議会で説明も疑問の意見
県内の3原発(美浜、大飯、高浜)から出る使用済み核燃料を県外に運び出すための新たな工程表について、関西電力と資源エネルギー庁は17日、県議会で説明した。県議からは、実効性を疑問視する意見が出た。 新たな工程表では、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完成を前提に、2028~30年度に同工場に198トン、フランスには27年度以降、今回追加した200トンを含め計400トンを
核燃料税交付金、2.5倍~6倍に増額へ 女川原発周辺の5市町に
東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)30キロ圏内の7市町を対象にしている核燃料税交付金について、県は2025年度、7市町のうち5~30キロ圏内の5市町への交付金を増額する。24年度と比べて2・5倍~6倍に増やす。 同交付金は、県が東北電力から徴収する核燃料税に基づいて7市町に渡している。
北電社長 専用道路で「安全に核燃料搬送」 今ある国道の占有化の可能性も<一問一答 注目会見>
■北海道電力・斎藤晋社長=2024年4-12月期決算会見日時:2025年1月31日、午後3時30分~場所:北海道電力本店(札幌市中央区)
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かくねんりょうサイクル【核燃料サイクル】
1 ウラン鉱石の採鉱・製錬から、転換・濃縮・加工を経て核燃料として利用し、使用済み核燃料を再処理して、再び使用し、残りを廃棄するまでの一連の過程。核燃サイクル。原子燃料サイクル。 2 1の過程の中で、特に、原子力発電所から出る使用済み燃料を再処理して、ウランやプルトニウムなどの有用資源を回収し、再び燃料として使用すること。使用済み燃料から分離されたウランやプルトニウムはMOX燃料に加工され、プルサーマルや高速増殖炉で利用される。
かくねんりょうサイクルかいはつきこう【核燃料サイクル開発機構】
高速増殖炉を中心とした核燃料サイクル技術の開発・実用化を目的に、平成10年(1998)に動力炉・核燃料開発事業団を改組し設立された特殊法人。平成17年(2005)日本原子力研究所と統合し、日本原子力研究開発機構となる。JNC(Japan Nuclear Cycle Development Institute)。
かくねんりょうさいしょり【核燃料再処理】
使用済み核燃料から燃え残りのウランや新たに生成したプルトニウムを回収し、放射性廃棄物を貯蔵・処分できるように化学的処理をすること。単に再処理ともいう。