かく‐きょうゆう【核共有】
核兵器を保有していない国が、核保有国の非戦略核兵器を自国内に配備し、共同で運用すること。ただし、核使用の決定権は、核兵器を供給している核保有国がもつ。核シェアリング。ニュークリアシェアリング。
かく‐ぐんしゅく【核軍縮】
核軍備の廃絶を最終的な目標として、段階的に縮小・削減していく国際的な取り組み。→核不拡散条約 →カットオフ条約(FMCT) →START Ⅰ →非核三原則 →包括的核実験禁止条約(CTBT)
かくげんりょう‐ぶっしつ【核原料物質】
核燃料の原料となる鉱石。ウラン、トリウムまたはその化合物を含む鉱石をさし、ピッチブレンド、モナザイト(モナズ石)、トール石などがある。
かく‐こうがく【核工学】
⇒原子核工学
かく‐こうげき【核攻撃】
原子爆弾や核ミサイルなどの核兵器を用いて攻撃すること。
かくさいぼうしつせい‐おおがたディーエヌエーウイルス【核細胞質性大型DNAウイルス】
⇒巨大核細胞質DNAウイルス
かくさいもちこみ‐みつやく【核再持(ち)込み密約】
⇒沖縄返還密約1
かく‐ささつ【核査察】
⇒保障措置
かく‐ささつかん【核査察官】
核不拡散条約加盟国の原子力施設に立ち入り、保障措置(核査察)を行う、国際原子力機関(IAEA)の職員。
かく‐さん【核酸】
生物の細胞核中に多く含まれる、塩基・糖・燐酸(りんさん)からなる高分子物質。糖がデオキシリボースであるデオキシリボ核酸(DNA)と、リボースであるリボ核酸(RNA)とに大別される。