じんこう‐ほうしゃせいどういたい【人工放射性同位体】
原子炉や加速器を利用し、陽子・中性子などを原子核に当てて人工的に作り出される放射性同位体。トレーサーをはじめ、医学・生化学分野で利用される。
じんこう‐ゆき【人工雪】
人為的につくった雪。低温室で自然と同様の条件を整え、水蒸気から雪の結晶を成長させる。また、雲の中に結晶の核となるドライアイスの粒やヨウ化銀を投じる人工降雪を指す。雪不足のスキー場で用いられる人工...
じんどう‐イニシアチブ【人道イニシアチブ】
人道的な観点から、核兵器が人々の生活に与える影響を考慮し、核兵器の廃絶や禁止条約の制定を求める運動をいう。
じんどうてき‐アプローチ【人道的アプローチ】
核兵器などの無差別大量破壊兵器の非人道性に着目して、その不拡散や廃絶を求めること。
ジータ【ZETA】
《zero energy thermonuclear assembly》制御熱核反応装置。英国が1950年代に建設、運用した核融合実験装置。ゼータ。
すいか‐しんとう【垂加神道】
江戸初期に、山崎闇斎が提唱した神道説。儒教、特に朱子学や吉田神道・伊勢神道などを集大成した独自の思想。天照大神(あまてらすおおみかみ)と猿田彦神を最も崇拝し、「日本書紀」を重視するとともに、儒教...
すいせい
昭和60年(1985)8月に打ち上げられた彗星探査機PLANET-A(プラネットエー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA、宇宙航空研究開発機構)が開発。76年ぶりに回帰したハレー彗星に15万キロ...
すい‐せい【彗星】
1 ほとんどガス体(気体)からなる、太陽系の小天体。固体の集合体である核と、太陽に近づいたときその表面から放出されたガスや微粒子からなるコマ、およびほとんど太陽と正反対の方向に伸びる尾とからなる...
すいせい‐しょうわくせいせんいてんたい【彗星小惑星遷移天体】
かつて彗星だったが、その活動性を完全にまたはほとんど失い、小惑星と見分けがつかなくなった天体。小惑星として発見されたキロンや、双子座流星群の母天体であるファエトンなどがある。CAT天体。枯渇彗星...
すいそ‐ばくだん【水素爆弾】
原子爆弾の一種。水素の同位体の核融合によって放出されるエネルギーを利用する爆弾。起爆薬には小型の原子爆弾を使う。水爆。