かん【棺】
[常用漢字] [音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]ひつぎ 死体を入れて葬る箱。「棺桶(かんおけ)/出棺・石棺・寝棺(ねかん)・納棺」
かん‐だい【棺台】
棺を一時安置するための台。
かん‐ばこ【棺箱】
棺。棺桶。
かん‐もん【棺文】
棺に書く経文。「出離生死、入住涅槃、寂静無畏、究竟安楽」など。
棺(かん)を蓋(おお)いて事(こと)定(さだ)まる
《「晋書」劉毅伝から》人間の真価は、死んでから決まる。人事は棺を蓋(おお)うて定まる。蓋棺事定(がいかんじてい)。
がい‐かん【蓋棺】
棺(ひつぎ)にふたをすること。人の死をいう。
がいかん‐じてい【蓋棺事定】
「棺(かん)を蓋(おお)いて事(こと)定まる」に同じ。
がん【龕】
1 石窟や家屋の壁面に、仏像・仏具を納めるために設けたくぼみ。また、仏壇・厨子(ずし)にもいう。仏龕(ぶつがん)。 2 遺体を納める棺(かん)や輿(こし)。ひつぎ。
き‐がん【起龕】
禅宗で、葬儀のとき、棺を墓所へ送り出すこと。
キト‐だいせいどう【キト大聖堂】
《Catedral Metropolitana de Quito》エクアドルの首都キトの旧市街にある大聖堂。独立広場に面する。16世紀に創建。17世紀半ばから18世紀末にかけて3度の大地震に見舞...