かま【鎌】
1 草などを刈るのに使う道具。鉄製で、三日月形の内側に刃があり、木の柄を直角につけたもの。 2 昔の武器の鎌槍(かまやり)、鎖鎌(くさりがま)のこと。 3 「鎌継(かまつぎ)」の略。 4 紋所の...
かま‐じゅうもんじ【鎌十文字】
穂先の両側に鎌状の枝のついている槍(やり)。両鎌槍。
かま‐やり【鎌槍】
穂先に鎌形の刃が枝のように出ている槍。左右に枝をつけたのを両鎌槍、一方にだけ出したのを片鎌槍という。
かみこうち【上高地】
長野県中西部、梓川(あずさがわ)上流の地域。松本市北西部にある。標高1500メートル。中部山岳国立公園の中心で、穂高岳・槍ヶ岳などへの登山基地。 [補説]もと、「上河内」「神河内」と書いた。
かみじょう‐かもんじ【上条嘉門次】
[1847〜1918]登山案内人。長野の生まれ。明治13年(1880)から上高地に住み、ウェストン・小島烏水(こじまうすい)ら多くの人を槍ヶ岳・穂高岳などに案内して、日本近代登山の発展に貢献した。
かんな【鉋】
材木の表面を削ってなめらかにする大工道具。用途により平(ひら)鉋・丸鉋・溝鉋などがある。古く用いられた、柄の先に刃を付けただけの槍(やり)鉋に対して、台鉋ともいう。
きり‐たんぽ【切りたんぽ】
秋田地方の郷土料理。ついてつぶした飯を細い杉などの棒に円筒状にぬりつけて焼いたもの。鶏肉・野菜などと醤油汁で煮たり、田楽風に味噌を塗ったりして食べる。名は、たんぽ槍の先を切った形に似るからという...
ぎょく【玉】
[音]ギョク(漢) [訓]たま [学習漢字]1年 〈ギョク〉 1 美しく価値のある石の類。「玉砕・玉石・玉杯/攻玉・紅玉・硬玉・珠玉・碧玉(へきぎょく)・宝玉」 2 美しくすぐれているものの形...
くき‐なが【茎長】
なぎなた・刀・槍などの構え方の一。柄のもとのほうを持つ構え方。⇔茎短(くきみじか)。「藤沢入道長刀(なぎなた)を—に取りて」〈義経記・二〉
くき‐みじか【茎短】
なぎなた・刀・槍などの構え方の一。柄の先のほうを持つ構え方。⇔茎長(くきなが)。「しら柄の長刀(なぎなた)—にとり」〈平家・一〉