ごん‐ずい【権瑞】
ナマズ目ゴンズイ科の海水魚。全長約25センチ。体形はナマズに似て、口ひげは8本。体色は褐色で、体側に2本の黄色いすじが走る。第1背びれと胸びれに各1本の強い毒のとげがある。本州中部以南の沿岸に産...
ごん‐ずい【権萃】
ミツバウツギ科の落葉高木。関東以西の雑木林に自生。枝は紫黒色をし、羽状複葉をつける。初夏、黄緑色の小花が多数つく。実は赤く、熟すと裂けて黒い種子が見える。野鴉椿。きつねのちゃぶくろ。
ごん‐せき【権跡/権蹟】
《権大納言になったところから》藤原行成の筆跡。→三蹟(さんせき)
ごんぞう【権蔵】
⇒ごんず草鞋(わらじ)
ごんた【権太】
《浄瑠璃「義経千本桜」の中の人物「いがみの権太」の名から》 1 悪者。ごろつき。 2 いたずらっ子。腕白小僧。
ごんだ【権田】
姓氏の一。 [補説]「権田」姓の人物権田直助(ごんだなおすけ)権田雷斧(ごんだらいふ)
ごん‐だいじょう【権大乗】
仏語。大乗の中の方便の教説。諸派の間では互いに、自派を真として実大乗といい、対立する立場を権大乗と称する。
ごん‐だいなごん【権大納言】
大納言の権官。定員外の大納言。ごんのだいなごん。
ごん‐ち【権智】
仏・菩薩(ぼさつ)が方便をもって人々を教え導く智慧(ちえ)。⇔実智。
ごん‐てき【権的】
「権妻(ごんさい)」に同じ。