ごん‐でん【権殿】
社殿を造営・修理する間、神体を仮に奉安する場所。仮殿(かりどの)。
ごんどう‐ひろし【権藤博】
[1938〜 ]プロ野球選手・監督。佐賀の生まれ。社会人野球を経て、昭和36年(1961)中日ドラゴンズに入団。1年目からエースとして活躍し、最多勝・沢村賞・新人王などを獲得した。引退後はコーチ...
ごん‐の‐かみ【権守/権頭】
守(かみ)(国司の長官)、または、頭(かみ)(寮の長官)の権官(ごんかん)。「何の—、大夫などいふ人の」〈枕・一七七〉
権(ごん)の北(きた)の方(かた)
北の方に準じる人。準正室。「御召人(おほんめしうど)の典侍(ないしのすけ)のおぼえ、年月にそへてただ—にて」〈栄花・さまざまの喜び〉
ごん‐の‐そうじょう【権僧正】
大僧正・僧正の次の位にある者。僧正の権官。
ごん‐の‐そち【権帥】
「大宰権帥(だざいのごんのそち)」の略。
ごんぱち【権八】
《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院(ばんずいいん)長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう。食客(しょっかく)。「とんと身を落とせば食客の—さんとなること」〈洒・辰巳婦言〉
ごんべえ【権兵衛】
《田舎の人に「権兵衛」という名が多かったところから》 1 農民や田舎者を見下していう語。 2 幼児のぼんのくぼにそり残した頭髪。
権兵衛(ごんべえ)が種(たね)蒔(ま)きゃ烏(からす)がほじくる
人のしたことを、あとから打ち壊すたとえ。また、無駄骨折りのたとえ。
ごんべえ‐やき【権兵衛焼】
《萩焼の陶工、倉崎権兵衛が焼いたところから》楽山(らくざん)焼の異称。